矢車賞2025に出走予定のセイキュート(今年4月撮影、ユーザー提供:726さん)「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するセイキュート(牝3、栗東・四位洋文厩舎)が、土曜京都9Rの矢車賞(3歳牝・1勝クラス・芝2200m)で連勝を狙う。
セイキュートは父サトノダイヤモンド、母スクールミストレス、母の父Equal Stripesの血統。母は16年の亜G1・ホルヘデアトゥーチャ大賞、17年の亜G1・CEディスタフの覇者。22年のセレクトセール当歳で1億500万円(税抜)で取引された。
ここまで4戦1勝。昨夏のデビューから休み休み使われ、4着→4着→5着と悔しいレースが続いた。それでも3カ月ぶりの実戦となった前走で待望の初勝利。先団内から直線に向いて抜け出し、そのまま押し切ってみせた。2400mで初勝利を挙げた点、さらにはレースぶりも考慮すると、サトノダイヤモンド産駒らしい持久力が武器といえる。
今回は昇級戦となるが、牝馬限定戦でもあり、そう力差はないだろう。大舞台に向けて、何とか勝っておきたい一戦となる。