
何気ない言動がキッカケで夫婦の間に衝突が起きるのはよくあること。少しずつ、お互いの気持ちがすれ違い、言葉が足りないことで不安や不満が積もっていく。でも、亀裂が大きくなる前に気づいて対処できれば、お互いの絆はもっと強くなるかもしれません。
私(ササキミヨ、40代)は夫(ヒロキ、40代)と中学生の娘、小学生の息子との4人暮らし。私は毎年家族の誕生日に向けて、事前にお祝いの準備をしています。家族の嬉しそうな顔を見ると、私は「お祝いできてよかった」と思うのですが、夫の考えは違うのかもしれません。私たち夫婦は結婚して20年近く経ちますが、夫は私の誕生日のたびにまごつくのです。夫の計画性のなさは毎年同じように繰り返され、結局今年はお祝いの食事もプレゼントもありませんでした。



夫の段取りの悪さについて会社の同僚にグチると……夫に「察してほしい」は通じないだろうから、ハッキリ気持ちを伝えるしかないよねとのアドバイスをもらいました。
その日の夜、22時過ぎに申し訳なさそうに帰ってきた夫に私は自分の考えを伝えるのでした。
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自分だけ遊びに行くときや、友だちや取引先と外食するときなんかはお店もしっかり準備して段取りもいいのに私の誕生日だけないがしろにされている気がすること。こちらに気を遣っているような素振りを見せるだけで、結局私に決めさせようとするところ。
そんなところがすごくモヤモヤする! と夫に伝えました。

誕生日に期待する気持ちは捨てきれないけれど、夫の「甘え」に毎年振り回されるのも疲れます。
夫が自主的に私の誕生日をお祝いすることを期待するより、私が自分でどんなお祝いにしてほしいかを計画する方が少し気持ちがラクになることに気付きました。
自分でお祝いプランを考えるのは味気ない気もしますが、ストレスを溜めずにお祝いを楽しめるならそれもアリかと思いはじめています。
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その方が夫婦関係もうまくいく気がします。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・善哉あん 編集・石井弥沙