“たすき掛け”の作用を5本の刺しゅう線で再現した機能性ウェア「DASKI」がお披露目

0

2025年05月04日 15:40  ガジェット通信

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ガジェット通信

写真

和服の袖やたもとをひもや布地でたくし上げる“たすき掛け”。その身体への効能に着目して開発された機能性ウェア「DASKI(ダスキ)」の発表イベントが4月26日に開催、製品がお披露目されました。

■背中に5本の刺しゅう線を持つ機能性ウェア

DASKIは一見、普通のTシャツですが、背中にある5本の刺しゅう線がたすき掛けと同等の作用をもたらす機能性ウェア。

「福戎(えびす)DASKI」の背中にある放射状のプリントパターンは、裏返してみると放射状の5本の刺しゅう線から構成されています。この刺しゅう線の角度と長さ、張力が筋膜を刺激し、着るだけですぐに効果が得られるとしています。鉱物による遠赤外線やテーピングによる加圧ではなく、刺しゅう線だけで効果が得られるのがポイント。

■身体の変化を数値で把握

メーカーのOvertex内DASKI事業部は、理学療法士による検証を実施。ブラインドテストで着用により全身の平均体温や末端体温の上昇、可動域や背筋力の向上といった効果を数値で公開しています。

「福戎DASKI」はリラックスをもたらすために設計されたモデル。姿勢の最適化や血液などの循環改善をサポートし、末端体温の上昇、柔軟性の向上といったデータが得られたとしています。

「武鬼(おに)DASKI」は、力仕事や格闘技、武術、競技に向けた全身の出力最大化を目的としたモデル。姿勢を整えることで無駄な力が抜け、背筋力の向上や立ち幅跳びの向上といった効果を数値で公開しています。

■格闘家・アスリートが効果を実感

発表会にはゲストとして格闘家やアスリートが登壇。武術家の石井東吾氏が「試作品を着用してスポーツ測定の結果がよくなった」、MMAファイターの矢地祐介氏が「半信半疑だったが効果を実感している」、プロゴルファーの宮里美香氏が「練習に着用してヘッドスピードが上がった実感がある」と、その効果についてコメントしました。

一方、この日まで着用したことがないISKA世界ライトウェルター級王者の原口健飛氏は「ウソやと思ってます」、第9代Krushスーパーフェザー級王者で第5代K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者のレオナ・ぺタス氏は「(原口選手と)胡散臭いなと言っていた」など、半信半疑の様子。ここで、原口選手が「武鬼DASKI」を着用してペタス選手にキックを、逆にペタス選手が原口選手にパンチを受けてもらうデモンストレーションを実施します。

着用後、明らかに鋭くなったキックを見せた原口選手は「変わった。無駄な力を入れずに蹴れた。(蹴りが)中まで入る感じ」と驚いた様子。キックを受けたペタス選手は「軽い感じでポンっと入る」とコメントしていました。

着用後のペタス選手のパンチを受けた原口選手は「痛い、中に入る」とリアクション。ペタス選手も「いけるなという感じ。パンチが中に入る」とコメントすると、原口選手が「内臓の中に入る感覚」と、パンチの鋭さを表現しました。

面白いのが、2人ともその日着ていたTシャツやジャケットの上からDASKIを着用して、それでも効果が現れたということ。また、原口選手は脱いだ後にもキックを披露し、その効果が持続していることを実感していました。メーカーによると、脱いだ後に10分経っても、約70%程度の効果が持続するとのこと。

福戎DASKIは1万6500円(税込)から、武鬼DASKIは1万6500円(税込)から公式サイトで販売中。今後は「代謝&燃焼アップ」「腕力&精度最大化」といった用途別バリエーションの展開を予定しています。

DASKI -ダスキ- | 日本古来の秘術で身体能力を解放するウェア
https://das.ki/[リンク]

製品提供:Overtex

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定