マンC復調の立役者デ・ブライネ、今夏のクラブW杯出場は?「次の行き先がどこになるか次第」

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2025年05月04日 21:09  サッカーキング

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ウルブス戦では決勝ゴールを挙げたデ・ブライネ [写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、『TNT Sports』を通して、今夏に開催されるFIFAクラブワールドカップ2025へ出場する可能性について言及した。

 プレミアリーグ第35節が2日に行われ、マンチェスター・シティはホームでウルヴァーハンプトンと対戦。試合は35分、ピッチ中央付近でボールを奪ったところからカウンターへ転じると、同FWジェレミー・ドクからの折り返しをデ・ブライネが押し込み、マンチェスター・シティが先手を取る。最終的にはデ・ブライネのゴールが決勝弾となり、マンチェスター・シティが1−0で勝利。公式戦5連勝、9戦負けなしとした。

 試合後、デ・ブライネ来季のチャンピオンズリーグ出場が近づいてきたことを受けて、「これで少々リラックスして、今週末の他のライバルたちの試合を見ることができるね。確かにタフな1年だったけれども、勝つために必要なグルーヴを見つけつつある」とコメント。在籍10年目の今季をもって、マンチェスター・シティを退団することが既に発表されているが、「最後まで、できる限りいいプレーをしたい。ホームゲームはあと1試合しか残っていないけど、いつも通り自分の仕事をするだけ。自分のやっていることに誇りを持っているし、いつだってそうしてきたからね」と冷静に語った。

 マンチェスター・シティのファン・サポーターやチームメイトは、デ・ブライネの退団を惜しんでいるが、同選手自身も「多くのチームメイトが、僕が去ることを悲しんでくれている。ただ、人生とは時にそんなこともある。僕のパフォーマンスや振る舞いは、このクラブでプレーする以上、誰もがそうあるべきものなんだ」と話す。再契約に向けて動き出すべきだと声もあるが、「将来どうなるかは、残念ながらわからない。僕はまだプレーできることを示したし、そうでなければこの4、5週間で見せてきたものは嘘になってしまう」と口にした。

 また、デ・ブライネとマンチェスター・シティの現行契約は、6月30日をもって正式に満了となる。今夏には、FIFAクラブワールドカップ2025が予定されており、同大会の開催期間は6月14日から7月13日まで。同大会の開催に伴い、FIFA(国際サッカー連盟)は移籍と契約のルールを見直しており、大会期間中に契約が切れる選手については、クラブ側から一時的な契約をオファーができるようになっている。

 デ・ブライネについても該当者の一人ではあるが、「クラブと具体的な話をしているわけではないから、現時点ではわからないよ」と発言。「僕の行き先がどこになって、どのリーグでプレーするか次第だろう。新天地となるクラブが、僕にこの大会に出場してほしくない、何か起こるかもしれないリスクを取らないでほしいと言ってくる可能性だってあるのだから」と続けており、出場するか否かについては明言を避けた。

 とはいえ、FIFAクラブワールドカップ2025の開幕までは残りおよそ6週間。果たして、今夏北中米の地で開催される祭典に、マンチェスター・シティのユニフォームを着た背番号17の姿はあるのだろうか。


【ハイライト動画】試合を決めたのはシティの背番号17!


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