バレーボール大同生命SVリーグ男子のプレーオフ、チャンピオンシップ(CS)決勝第2戦が今日5日、千葉・LaLa arena TOKYO−BAY(ららアリーナ東京ベイ)で行われる。
レギュラーシーズン(RS)2位のサントリーと同4位の愛知が初代王座をかけて激突。2戦先勝方式の第1戦はフルセットの末にサントリーが劇的な逆転勝利を収めてリードしたが、愛知も反撃の準備を整えており、目が離せない一戦となりそうだ。
サントリーの鍵を握るのは攻守の要、高橋藍。第1戦はアタック決定率37%にとどまり、第4セットはベンチスタートとなるなど苦戦した。「自分が決めなければ、他の選手もしんどくなる」と分析。「1点ずつしっかり取って、自分たちのバレーを展開することにフォーカスする」と意気込んでおり、序盤から快調に決めてチームに勢いをもたらしたい。
一方の愛知は、パリ五輪代表セッター関田誠大のトスワークに注目。攻撃の軸となる宮浦健人、ルカレッリ、デファルコの3人に加え、要所で高橋健太郎、村山豪らミドルブロッカーを生かした強気の攻めで、序盤からリズムをつくりたいところだ。先勝を許しながらも、関田は「いいところは出ていた」と前向き。不動の司令塔が、RS4位からの下克上へチームをけん引する。
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