
梅雨の時期は湿度が高くなるため、体内に余分な水分を溜め込んで、冷えが生じやすくなります。
そのため、老廃物が滞り、体が重だるく感じてしまいます。
メディカルDr.セラピスト−メディカル小顔美容矯正士の筆者が、体内に溜まった余分な水分や老廃物を流れやすくする、簡単リンパマッサージを紹介します。
■寝る前にできる重だるさ解消マッサージ
マッサージオイル、または乳液などのスキンケアアイテムを準備のうえ、行ってください。
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(1)マッサージ前の準備
マッサージを行う前に、首からデコルテにかけて満遍なくマッサージオイルを塗り広げます。
マッサージオイルがない方は、乳液やクリームなどのスキンケアアイテムを塗って、肌の滑りを良くしましょう。
(2)鎖骨のマッサージ
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まずは、鎖骨まわりのマッサージを行います
指先を鎖骨上に当てたら、鎖骨の内側から外側に向かってスライドします。
外側までいったら内側に戻りましょう。
この動作を5回繰り返します。
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一方向にスライドすることによって、リンパの流れが良くなるので、スライドをする時は往復しないように気をつけてくださいね。
続いて鎖骨下に指先を当てて、先ほどと同じように内側から外側に向かって5回スライドしましょう。
鎖骨下には、全身のリンパ液が最終的に流れ込む鎖骨下リンパ節があります。このリンパ節が詰まってしまうと全身のリンパの流れも滞り、体内に老廃物や余分な水分が溜まりやすくなります。
鎖骨下をスライドしていてゴリゴリとしたしこりを感じたり、痛みを感じたりする場合は、リンパ節が詰まっているサインです。心地いい強さで少し長めにスライドしてくださいね。
(3)首のマッサージ
次は首のマッサージです。
首の上端を親指と人差し指で掴んだら、首の肉をつまむようにして5回揉みます。
続いて指を少し下にずらし、同じことを繰り返します。
この動きを首の下あたりまで続けていきましょう。
続いて手のひらをグーにして耳下に当てます。
耳下から肩先に向かって5回スライドします。
反対側も同じことを繰り返します。
この時に顔を横にして行うと、ツボに入りやすくなって気持ちいいですよ!
肩まわりが凝っている方は回数を長めにしていただいても構いません。
マッサージをしている途中で滑りが悪くなってきたら、オイルなどを付けて滑りやすくしましょう。滑りが悪い状態でマッサージを続けると、摩擦によって肌への負担が強まるので気をつけてくださいね!
今回ご紹介したマッサージは、首や肩まわりのリンパの流れをよくする内容になっています。寝る前に行うことで首やまわりがスッキリして眠りやすくなりますので、ぜひ活用してくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)