フィギュアスケート男子の22年北京オリンピック(五輪)銀メダルで、今年3月の世界選手権は銅の鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)が5日、22歳の誕生日を迎えた。
節目の日に、特別交流イベント「Yuma Kagiyama Birthday Fan Meeting」を開催。事前抽選に当選したスポーツSNSコミュニティーアプリ「GOATUS(ゴータス)」会員50人を対象に、東京・江東区でファンと交流した。誕生日では初の試みとして、バーベキュー、シークレットイベント、私物のプレゼント抽選会などで親睦を深めた。
氷の上とはまた違った表情を見せ、参加者を魅了。来場者プレゼントを1人1人に手渡したり、自身のスケート姿を模したマジパンが乗った特大バースデーケーキに舌鼓を打ったりする姿も見せた。
「最初は未知数すぎてドキドキしたけど…」と振り返りながらも「ただのトークイベントとは違って、お客さんともっと触れ合えたり、直接話す機会がたくさんあったりして楽しかった」と特別な誕生日を満喫した様子だった。
来年2月には、大目標に据えるミラノ・コルティナ五輪が控える。この日1つ年を重ねた鍵山は「スケート人生は20歳を超えるとトップの方になるので、この1年を大切にしなきゃと思う。全力で楽しんで頑張りたい」と意気込みを示していた。
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鍵山は北京五輪の個人と団体で銀メダル。昨年末の全日本選手権で初優勝を遂げた。競技活動と並行して21年5月から、さまざまな分野の著名人が社会貢献活動を行う団体「mudef」のアンバサダーとしても活動を開始。今回のイベントで集められたファンからの支援は、今後の諸活動に活用される。【勝部晃多】
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