
むやみに騒ぎ立てるクレーマーは、店やほかの客にとって厄介者でしかない。投稿を寄せたのは40代男性。自身が店長として勤務する携帯ショップにある日、とんでもないクレーマーが現れた。
「60代くらいの男性が『ここの店で買ったばかりの携帯電話が壊れてる』とどなり散らしてきました」
当時、店内ではイベントが開かれており、「キャンペーンスタッフは避難し、お客様も逃げだすありさま」とかなりの混乱ぶり。そこで店長の男性が対応に出向いた。(文:湊真智人)
「スクロールすれば消えた写真が出てきました」
事情を聞いたところ、客は「写真が消えた」と主張した。しかし男性が確認すると、写真を複数枚撮影したために、前の写真が表示されていないだけだった。実際、「スクロールすれば下に消えたという写真が出てきました」と話す。
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つまり、「壊れた」というのは客の勘違いだった。しかしトラブルが解決したとみるや、客はあっけらかんとこう言い放った。
「『あっそう!分かった』と何も無かったように帰ろうとする」
散々店内を騒がせておいて、身勝手すぎる振る舞いだ。他のスタッフが避難するほど怒鳴ったのであれば、業務妨害と受け取られてもおかしくない。店長の男性は毅然とした対応を取った。
「お店のイメージダウンやイベントを停止さざる得ない理由を作ったこの方には、それなりの対応はして頂きました」
厳重注意にした、といったところだろうか。他の従業員のためにも、しっかりと対応するのが肝要だろう。
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