パドレス、6連勝で地区首位ドジャースを猛追 タティスJr.&指揮官退場も逆転勝利 松井裕樹は4戦連続無失点リリーフ

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2025年05月06日 12:28  ベースボールキング

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6連勝を飾ったサンディエゴ・パドレス(写真=GettyImages)
● ヤンキース 3−4 パドレス ○
<現地時間5月5日 ヤンキー・スタジアム>



 サンディエゴ・パドレスがア・リーグ東地区の首位ヤンキースとの敵地初戦で逆転勝利。2番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は4登板連続となる無失点リリーフを記録した。



 パドレスはナ・リーグ最多5勝を挙げている右腕ニック・ピベッタが先発するも、3回裏に1番グリシャムの9号2ランで先制点を献上。続く4回裏には雨が強まる中で二死一、二塁と走者を溜めたが、約30分間の雨天中断を挟んだ後、9番ビバスを三球三振に仕留めてピンチを脱出。最終的に5回3失点と試合を作った。



 2点ビハインドの6回裏、先発ピベッタが無死一塁としたところで松井が登板。5番ベリンジャーを二邪飛に打ち取るも、一塁走者ゴールドシュミットの盗塁に捕手の悪送球が絡み、一死三塁とピンチを背負った。6番ボルペに左犠飛で追加点を許したが、7番ウェルズを中飛に打ち取り、打者3人でイニング終了。松井の出した走者ではないため自責点は付かず、今季防御率を「2.40」に低下させた。



 パドレスは3点を追う8回表、一死一、二塁の好機で三振に倒れた1番フェルナンド・タティスJr.が球審の判定に不服を示して退場。これに応戦したマイク・シルト監督も激昂し、揃って退場が宣告される事態となった。それでも2番ルイス・アラエスが四球を選んで満塁とすると、前倒し投入のヤンキース守護神ウィーバーから3番マニー・マチャドが2点適時二塁打。4番ザンダー・ボガーツが2点適時打で続き、逆転に成功した。



 1点リードの最終回を守護神ロベルト・スアレスが三者凡退で締め、MLB全体トップの14セーブ目を記録。勝利したパドレスは6連勝で貯金を今季最多の「12」とし、地区首位ドジャースを0.5ゲーム差で追っている。

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