レアルBを率いるラウール監督、多くのクラブからアプローチも…クラブ愛ゆえに残留希望か

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2025年05月06日 13:36  サッカーキング

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レアル・マドリード・カスティージャを率いるラウール監督 [写真]=ムツ カワモリ
 レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)を率いるラウール・ゴンサレス監督の去就に注目が集まっている。5日にスペイン紙『アス』が報じた。

 1994年10月のデビューから2010年夏までレアル・マドリードのエースとして活躍したラウール監督は、引退後の2018年に指導者としてレアル・マドリードのカンテラに帰還。2019年夏からカスティージャを率いており、2019−20シーズンにはUEFAユースリーグ優勝を果たした。

 2013−14シーズン以来の2部復帰を目指すなか、今季は残り3試合で現在8位。負傷者が続出し、スペイン代表DFラウール・アセンシオのトップチーム昇格もあったなか、新世代の台頭により昇格プレーオフ出場圏内との勝ち点差は「4」となっている。

 しかし、カスティージャでの成功にもかかわらず、カルロ・アンチェロッティ監督に退任の噂が絶えないトップチームのベンチには、「他の監督たちほど密接に結びついていない」と『アス』紙。ラウール監督は、6月から7月にかけて開催されるFIFAクラブワールドカップで暫定監督を務める可能性すらないという。

 そのため、欧州の複数クラブが新シーズンの指揮官候補としてラウール監督をリストアップしているという。ユースシステムを熟知し、それゆえクラブのプロジェクトを率いることができる、象徴的な監督と見る向きもある。

 すでに何クラブかが何度もラウール監督へ問い合わせを行なっているようだが、ラウール監督の答えは常に「移籍しない」だという。「レアル・マドリードへの思いが彼を故郷のクラブに縛り付けている」と、レジェンドは不確かな将来のなかでも残留を強く希望していると『アス』紙は伝えた。


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