ママスタ親や家族が亡くなると、位牌を仏壇におく家庭が多いことでしょう。でも大嫌いだった人の位牌となると話は別。家に置きたくないと思ってしまいますね。ママスタコミュニティのあるママの場合、義母の位牌で悩んでいるようです。
『先日義母が亡くなりました。義母はお金がなく、数回お金を貸したり、居候されたりしたこともありました。居候の際も最初は「月1万円は出す」と言ったくせに一銭も払わず、子どもの世話もしてくれず、仕事のときだけ出てくる以外は部屋にこもって何もせず、「お世話になりました」の一言もなく出ていきました。
挙句の果てには末期の癌になり治療費や入院費、生活費、さらに携帯代などの未納金の支払いは全てわが家が負担。夫には妹と弟がいますが妹は音信不通、弟も仕事が続かずお金がないので入院中の世話や介護は全て夫がしました。私に対して直接的な嫌がらせなどはなかったですが、自分のことしか考えない義母が大っ嫌いなので位牌を置きたくないのです。でも夫は長男だからという理由で家に位牌を置くつもりでいます。どうすれば位牌を置かずにすむでしょうか?』
生前、お金のことで苦労させられた義母の位牌を、旦那さんが家に置くことを考えています。でも投稿者さんは散々迷惑をかけられたので、位牌を毎日見たりお世話をしたりするのは嫌なのだそう。夫婦で考えが一致していませんが、この場合、他のママたちならどう考えるのでしょうか。
義母の位牌を置くのは仕方ないかも
『位牌は仕方がないんじゃないかと思う』
『夫が置くならもう抵抗できないよ。実の親だもの』
旦那さんは位牌を家に置くつもりでいますが、それは仕方ないことかもしれません。旦那さんのきょうだいには頼ることができない状況です。それに投稿者さんは義母のことが嫌いですが、旦那さんからすれば自分を産んでくれた実の母親。亡くなったとはいえ、邪険に扱うことができないのではないでしょうか。
位牌を作らない、永代供養するという選択肢もあるけれど…
『位牌を作って誰が世話をするんだろう? 家に置いておいて放置するぐらいなら、作らない方がいいよ。ちゃんと毎日世話ができるか旦那さんに確認してみたら? 必ず作らないといけないものでもないし、ちゃんと世話ができないなら最初から作らないという選択もありだと思うよ』
『最初だけ出費があったり手間がかかったりするけれど、永代供養をしたら? 無理なく行けそうな永代供養の場所を探して。それで二度と位牌を見なくてすむから』
位牌を作るから置き場所の問題が出てくる、ならば位牌を作らないという選択肢も考えられます。またお墓の管理や供養を寺院や霊園が代わりに行う「永代供養」をすれば、位牌も一緒に管理してもらえるでしょう。ただこれらの選択肢は位牌だけではなく、義母の供養という大きな事項に関わってきます。もし本当に位牌を作らない、あるいは永代供養にするのであれば、旦那さんと事前によく話し合う必要がありそうですね。
位牌が視界に入らないように工夫する
『亡くなってもう振り回されることもないんだから、普段あまり目に入らない場所に置けば?』
『わが家は旦那の部屋に仏壇を置いている。花や水も旦那がやる。私はノータッチ。世話は一切しない。見なくてすむよ』
『もしも自分が投稿者さんの立場ならと考えると、お仏壇の扉を閉めておくかな』
母の位牌を作りたいという旦那さんの意思を尊重するのであれば、位牌を投稿者さんの視界に入れないようにするのがもっとも現実的ではないでしょうか。位牌を置く場所は、投稿者さんが日常生活でよく出入りする場所ではなく、旦那さんの部屋や普段使わない部屋などがよさそうです。位牌を仏壇に置くのであれば、仏壇の扉を閉めておくのも方法のひとつ。仏壇にはお花を飾ったり水を置いたりすることが多いでしょうが、水の交換なども全部旦那さんが行うようにすれば、投稿者さんはノータッチでいられますね。
旦那さんにとっては実の親の位牌です。投稿者さんの気持ちも抑えにくいものでしょうが、旦那さんの気持ちに寄り添いつつ話し合いができるといいですね。
文・こもも 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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