
■プロ野球 オリックスー日本ハム(6日、京セラドーム)
【写真を見る】【日本ハム】清宮幸太郎の魚雷弾は“NPB第1号”ではなかった!じゃあ清宮より先に打ったのは…
日本ハムの清宮幸太郎(25)が6日、自身初めて試合で魚雷バットを使用し“NPB初”となるホームランを打ったと話題になったが、実は清宮よりも早く魚雷バットでアーチを描いていた人物がいた。
それは前日5日、中日のゴールデンルーキー金丸夢斗(22)のプロデビューで盛り上がりをみせたバンテリンドームでの一振り。3回の先頭として打席が回ってきた木下拓哉(33)のホームランだ。
DeNAのケイ(30)が投じた3球目、真ん中付近に甘く入った146キロのカットボールを振り抜くと、美しい放物線を描きレフトスタンドへ吸い込まれていった。この一打の映像を見直し、球団関係者に確認したところ、木下が魚雷バットを使用していたことが確認できた。
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同バットは「トルピードバット」と呼ばれ、メジャーリーク・ヤンキースがホームランを量産し話題となった。標準的なバットより先端が細くボールを捉える部分が広いため、ミートしやすく飛距離が出るといわれている。NPBでは先月11日から使用が可能となっていた。