浦和戦でフル出場した一森 [写真]=清原茂樹 2025明治安田J1リーグ第15節が6日に行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦。53分の山下諒也の得点でG大阪が1−0で勝利し、リーグ3連勝を飾った。
チームとしては2試合連続での完封勝利にもなったG大阪だが、守護神の一森純は「がっちりと手応えのある無失点というよりも、今年に関してはなんとか無失点という感じの印象が強い。まだまだ組織として、気になる部分があって『ここはこうしなければいけない』という部分がかなりあるので、このままだといつかやられるという感覚の方が強いです。連勝しているから危機感を持っているのではなくて、客観的に見た時に、まだまだ綻びが出ているところがあるし、もっと良くしないといけないところがある印象です」と厳しい表情を見せる。
例としては守備時にコンパクトにしたいが、前線2人がプレッシングに行っても後ろが付いてない部分や3列目とDFラインの間に入ってくる相手選手の捕まえ方や消し方を挙げ、「一気には変えられないので。全体の守備として気迫を持って、気持ちを出して守備をした部分はチーム全員で戦った証だし、それが勝利の要因の一つになったのはありますが、気持ちだけでは守れない部分は出てくると思うので。もっともっとそういうところを詰めていきたいです」と引き締める。
内容はまだまだ足りないと一森は話すが、それでも3連勝をしたのは事実。「連戦で勝ちながら、疲れを感じずというか薄めながら、気持ち的に勝つことで勢いに乗っていける部分は確実にあったと思うので。そういう意味でこの連戦、逆だったら怖かった。勝ちながら修正していくところは大きかったと思います。(勝つことで得られる)自信は大きいと思います。一歩出る、出ないにも関わってきます。うまく行っていないときは潰せる部分であってもストップしてしまったりするので」と、成功体験を積み重ねて、内容もさらに上げていきたいと続けた。
4月から5月前半にかけての連戦の最後は3連勝で終えることができたが、「まだまだリーグ戦は長いですし、たぶん痛い思いもかなりすると思います。でも、その度にまとまってやれればいいのかなと思っています」と一戦一戦、改善しながら戦っていきたいとしている。
【動画】食野亮太郎から山下諒也!G大阪を3連勝にもたらす
相手の背後を取る動きが生んだゴール!
左サイドのクロスボールを#山下諒也 がうまくヘディングでゴールへ
流し込み、ガンバ大阪が先制点を獲得する!
🏆明治安田J1第15節
🆚浦和×G大阪
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