
親しい友人からのプレゼントがまさかの“使い回し”だったら…? そんなドン引きレベルの仕打ちを受け、絶縁に至った女性のエピソードを紹介する。
投稿を寄せた40代女性は約10年前に友人と縁を切ることになった。友人はかつての職場の同僚で、退職後も定期的に会っていたそう。事件は女性の誕生日が近づいた、ある日に起きた。(文:西荻西子)
「プレゼントという割には紙袋にあるいくつものシワが気になりましたが…」
いつものように二人で馴染みのカフェでお茶をしていた。帰り際に、友人が誕生日プレゼントを渡してくれた。有名デパコスブランドの紙袋に入っていたので「化粧品なんだろうな」と思ったそう。しかし、
「プレゼントという割には紙袋にあるいくつものシワが気になりましたが、友人は『バッグに入れてたからシワになっちゃった!ごめんね』と。まぁ、そういうこともあるかとその場では思いました」
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中身はその場では確認せず、帰宅してから開封することにした。開けてみると小さな箱が入っていて、どうやら口紅のようだった。箱は開けられた形跡がなく新品未開封で、偽物でもなさそうだった。
「素敵!と思いながら箱を開けて実物を見ると… なんと名前の刻印入り。『HIROMI』(仮名)と彫られていました。私の名前は『SACHIKO』です」
「『HIROMI』はさっきプレゼントをくれた友人の名前。友人は他の誰かからもらったプレゼントを中身も見ずに私に横流ししていたのです。とてもがっかりしました。こんな人だったのか、と。私にも、そしてその口紅を友人に贈った人にもとても失礼な行為だと思いました」
友人はプレゼント代をケチりたかったのだろうか。相手にはバレないだろう、と思っていそうなところも憎たらしい。確かに人間性を疑う行為だ。
しかも「婚活リップ」として知られる口紅だった
さらに調べてみると、その口紅は雑誌などで「婚活リップ」として紹介されているものだったという。
「友人は婚活中で『なかなかイイ人がいない』とぼやいていましたが(そういうとこだよ…)と思ってしまいました」
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結局、女性は「『ちょっと距離を置こう』と口紅の写真と共にLINEを送り、そのままブロックして今に至ります」と、この件を機に友人と絶縁することにした。友人が何を考えていたのかは不明だが、長年の友情も心無い行為一つで壊れることがある、ということのようだ。
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