今季絶望となったマディソン [写真]=Getty Images トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、イングランド代表MFジェームズ・マディソンの今季絶望を明言した。7日、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』などが伝えている。
マディソンは5月1日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝・ファーストレグのボデ/グリムト戦で得点を挙げるなど、3−1での勝利に貢献していたが、65分に負傷交代を余儀なくされていた。試合直後は「深刻なものではないようだ」と軽傷を示唆していたポステコグルー監督だが、その後に受けた検査で「少し心配だ」と予想よりも負傷度合いが深刻である可能性を示唆していた。
このことから、マディソンの状態には注目が集まっており、一部では今季絶望となることが予想されていたなか、8日に行われるEL準決勝・セカンドレグを前にポステコグルー監督が同選手の状態について次のように言及した。
「ファーストレグで負傷したマディソンは出場できない。彼は今シーズンの残り試合を欠場することになり、彼にとって残念なことだ。私たちにとっても真の推進力になってくれていたので、残念だ。彼は欠場することになるが、それが私たちの今シーズンの物語でもある」
なお、『BBC』によると、ひざのじん帯損傷の疑いがあるものの、修復するための手術は不要だという。それでも、マディソンの回復には最大3カ月を要する見込みとなっている模様で、来シーズンに向けた準備段階の試合の一部も欠場を余儀なくされる可能性があるようだ。