エアグルーヴ一族の良血馬 グロスビークがC.ルメール騎手で連勝なるか

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2025年05月08日 17:00  netkeiba

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3歳1勝クラスに出走予定のグロスビーク(今年3月撮影、ユーザー提供:グチマサさん)
 名牝系出身のグロスビーク(牡3、美浦・田中博康厩舎)が、土曜東京6Rの3歳1勝クラス(芝1800m)で2連勝を狙う。

 グロスビークは父シスキン、母アドマイヤセプター、母の父キングカメハメハの血統。母は12年に京阪杯で2着、スワンSで3着の活躍馬。半兄のデシエルトは24年の中日新聞杯の勝ち馬で、半姉のスカイグルーヴは重賞で2着が3回ある。母系を遡れば、祖母のアドマイヤグルーヴは03年と04年のエリザベス女王杯、曾祖母のエアグルーヴは96年のオークスと97年の天皇賞(秋)、4代母のダイナカールは83年のオークスを制している。近親にもドゥラメンテ、ルーラーシップ、オレハマッテルゼ、ジュンライトボルトとGI馬がズラリ。昭和から令和まで日本競馬を引っ張ってきた名門ファミリーの出身だ。

 昨秋のデビューから2着、5着、2着と悔しいレースが続いた。それでも約4カ月の休養を挟み、前走の未勝利で待望の初勝利。まだまだ折り合いに課題を残すが、心身ともに少しずつ成長しているイメージだ。今回は昇級戦となるが、鞍上は引き続きC.ルメール騎手。連勝を果たし、出世街道を一気に駆け上がることを期待したい。

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