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ソフトバンクの宮川潤一社長は、5月8日の決算発表会で通信料金の動きについて言及した。
携帯電話の料金プランについては、NTTドコモが6月5日から対象プランを契約した人に対して、「DAZN for docomo」を追加料金なしで提供する他、KDDIは6月3日から「auバリューリンクプラン」と「auマネ活バリューリンクプラン」を提供すると発表。
KDDIでは、データ通信を使い放題とし、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」、混雑時でもより快適に通信できる「au 5G Fast Lane」などをセットにした。ドコモによるエンタメコンテンツの強化とは異なり、通信の快適な利用を重視した戦略だ。
この2社に対し、ソフトバンクはどう動くのか。
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宮川氏は、「インフレが進む中で、通信業界は世の中の流れに反して、値下げが続いていた」と前置きし、「これが業界全体の構造的な課題になっている」と指摘。その上で、「ドコモとKDDIのいわば『お兄ちゃん』のような存在が先に値上げに踏み切ってくれた。値下げはコスト削減などで企業努力を続けてきたが、限界だと感じている」と持論を述べた。
ソフトバンクとして、どのような料金プランをいつ打ち出すのかについては、コメントを控えた。
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