Nature、世田谷区でのデジタル技術による省エネ実証事業の参加者を募集

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2025年05月08日 17:30  BCN+R

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Nature、世田谷区と協働で実施するデジタル技術による新たな省エネ実証事業への参加者を世田谷区民限定で募集
 Natureは5月12〜31日の期間、同社が東京都世田谷区と協働して7月1日から実施する、デジタル技術による新たな省エネ実証事業に向けて、同事業への参加者を募集する。募集対象は世田谷区在住の世田谷区民で、最大400世帯(応募が定員を上回った場合は抽選)。

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●個人の我慢や努力だけに頼らない省エネの効果と継続性を検証

 同事業では、参加者を機器活用と制御方法の異なる複数のグループに分けて、個人の我慢や努力だけに頼らない省エネの効果と継続性についての検証を行う。

 同事業においてNatureは、電力量の可視化が可能なスマートフォンHEMS「Nature Remo E2 lite」と、赤外線リモコンを備えた家電との連携によって操作可能なスマートリモコン「Nature Remo Lapis」を参加家庭へ提供して、家電の自動コントロールや「Nature Home」アプリを通じたプッシュ通知、電力の可視化で行動変容を促す。

 同実証の結果によって、Natureの機器を活用した「電力量の見える化」「メール・アプリのプッシュ通知などで行動変容」「エアコンの自動節電」を実現し、個人の我慢や努力だけに頼らない省エネの効果と継続性について、一定の効果が得られることの証明を目指す。

 実証の実施期間は7月1日〜8月31日で、省エネ行動の継続性を測定するためのアンケートも行われる。

 「Nature Remo」は、赤外線リモコンを備えた家電ならメーカーや型番・年式などに関係なく使用できるスマートリモコン。スマートフォンで外出先から家電の操作やスマートスピーカーと連携することによって、家電の音声操作も可能なほか、タイマー機能や搭載センサー、スマートフォンのGPSといった条件を設定した、自身のライフスタイルに合わせた家電の自動操作にも対応している。

 「Nature Remo E2 lite」は、コンセントに挿すだけで安価で手軽に導入できるスマートフォンHEMS。機能をスマートメーターとの連携に限定したエントリーモデルで、「Nature Remo」シリーズとの組み合わせによって、電力使用量に合わせた家電の自動制御や家電の遠隔操作が可能になる。

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