
【写真】ウォーターフロントにある立地を生かした施設へ 美しいコンセプトアート
■美しいウォーターフロントに誕生
今回建設予定のリゾートは、ミラルが全面的に開発・建設を実施。ディズニーとイマジニアは、世界最高峰の体験を提供するため、クリエイティブな設計と運営面の監修を担当する。ミラルは、これまでにもヤス島で、アメリカやヨーロッパのブランドと提携し、家族向けのエンターテインメント施設を手掛けてきた実績もあるため、今回のディズニー・テーマパーク・リゾートの運営も担う予定とのこと。
アラブ首長国連邦は、世界人口の約3分の1が4時間以内のフライトで訪れることができる場所に位置しており、観光において重要なハブの役割を持ってきた上、世界最大規模の航空ハブもあるため、アブダビとドバイを合わせて年間1億2000万人の利用客が往来する。
そんな場所に建設される本リゾートは、中東、アフリカ、インド、アジア、ヨーロッパなど、さまざまな地域からの旅行者をつなぐ拠点となる予定で、ディズニーの象徴的な物語やキャラクター、アトラクションと、アブダビの活気ある文化、美しい海岸線、息をのむような建築美が融合した施設になるとのこと。
ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのロバート・A・アイガー氏は「アートとクリエイティビティーへの深い理解と豊かなカルチャーを持つアブダビにディズニーの新たなテーマパーク・リゾートを建設することを発表できたことは、わたしたちにとって非常に胸踊る瞬間です」とコメント。
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ディズニー・エクスペリエンス部門のチェアマンであるジョシュ・ダマーロによると、これまでのリゾートの中でも最も先進的かつインタラクティブで、美しいウォーターフロントに位置するという立地を生かした施設になるそう。アブダビと周辺地域における持続的な経済成長にも寄与する見込みだ。