次のローマ教皇を決める選挙「コンクラーベ」133人の枢機卿のなかに2人の日本人【Nスタ解説】

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2025年05月08日 21:28  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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カトリック教会のトップ、ローマ教皇を決める「コンクラーベ」。日本時間の7日午後11時30分から、1回目の投票が始まりました。

【写真を見る】見比べる!新教皇決定を知らせる煙と「再投票」の煙

まるで映画のワンシーン 1回目の結果は?

選挙が行われる礼拝堂の前には多くの人が集結し、その人たちが見つめる先にあるのが1本の煙突です。

「白い煙」が上がれば新教皇の決定、「黒い煙」だと再び投票になったことを示します。1回目の結果が出たのは投票から約4時間半後でした。

記者
「いま煙があがりましたね。黒色の煙があがりました。1回目の投票では新教皇は選出されなかったということです」

コンクラーベには投票権を持つ133人の「枢機卿(すうききょう)」が参加し、1人が89票を獲得するまで投票が繰り返されます。

実は日本人もいる!枢機卿の仕事とは

出水麻衣キャスター:
133人の枢機卿の中には実は日本人もいて、前田万葉さんと菊地功さんという方が参加しています。菊地さんの秘書にお話を伺いました。

枢機卿が何をしているかというと、一番の仕事はコンクラーベであると。普段は大司教として礼拝の説教や寄稿、事務的な文書作成などを行っているということです。

菊地さんは去年の12月から枢機卿をやっていらっしゃるそうなのですが、枢機卿として親任されたことを知った経緯というのがユニークなんです。

国際会議のためにローマに滞在していた時に、司教のサインを求める若者が近寄ってきて「枢機卿の発表があり東京の菊地と言っていた」と伝えられたそうなんです。

井上貴博キャスター:
前田さんもネットニュースで知ったそうです。

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