CL決勝進出に導いたドンナルンマ[写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのアーセナル戦を振り返った。7日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
CL準決勝セカンドレグが7日に行われ、PSGはホームでアーセナルと対戦した。ファーストレグを敵地で1−0と先勝していたPSGは、27分にファビアン・ルイスが先制点を記録すると、72分にはハキミ・アクラフが追加点を奪う。その後、ブカヨ・サカに1点を返されたものの、試合は2−1で終了。PSGが2戦合計3−1で勝利し、CL決勝進出を決めた。
守護神のドンナルンマは試合後、「今夜の試合は本当に楽しかった。スタジアムの雰囲気も最高だっだね」とコメント。そしてこの試合でもスーパーセーブを連発した同選手は、「一番難しかったのは(マルティン)ウーデゴーアのシュートだ」と左手一本で防いだ強烈なミドルシュートを振り返り、「低い弾道のシュートセーブは、毎日練習している。自分の弱点をたくさん克服し、向上できていると思う」と語った。
そして今シーズンのPSGはルイス・エンリケ監督の下、全員がハードワークするチームに生まれ変わった。ドンナルンマはレアル・マドリードへ移籍したキリアン・エンバぺの退団が、チームの結束力を高めたと考えており、以下のように話している。
「僕らは以前よりもチームとしてまとまっている。お互いに支え合いプレーができているし、ボールを追わなければならないときは、全員が努力することができる」
「エンバぺがいなくなったことは寂しいし、彼は世界最高の選手の1人だ。しかし、このチームは団結しているからこそ、違いを生み出せるんだ」
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