トッテナム、ノルウェー王者に連勝でEL制覇に王手! 決勝はマンUとの“プレミア対決”が実現

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2025年05月09日 06:22  サッカーキング

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決勝進出を決めたトッテナム [写真]=Getty Images
 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝・セカンドレグが8日に行われ、ボデ/グリムト(ノルウェー)とトッテナム(イングランド)が対戦した。

 リーグフェーズを4位で突破したトッテナムは、ラウンド16でAZと激突。接戦を制して8強入りを決めると、準々決勝ではフランクフルトを破ってベスト4に駒を進めた。対するは、PK戦の末にラツィオを撃破して準決勝進出を決めたボデ/グリムト。そんな両者によるファーストレグは、トッテナムがホームで3−1の快勝を収めてアドバンテージを確保。運命のセカンドレグがボデ/グリムトの本拠地『アスプミラ・スタディオン』で開催された。

 試合の前半は、互いにセットプレーで相手ゴールを脅かす。8分にボデ/グリムトが左サイドでコーナーキックを得ると、キッカーを務めたパトリック・ベルグが右足でインスイングのクロスを入れる。ボールはゴール手前を通過して大外に流れ、オーレ・ディードリック・ブロンベルクが胸トラップから右足でシュート。しかし、ニアを狙ったボレーはわずかに枠を外れた。

 一方のトッテナムも、22分にドミニク・ソランケがペナルティエリア手前で倒されフリーキックを獲得。ペドロ・ポロが放ったシュートは壁上から落ちながらゴールマウスを捉えたものの、GKニキータ・ハイキンのセーブに防がれた。31分にはボデ/グリムトもフリーキックでビッグチャンスを創出。ボックス右角よりベルグが鋭いボールを蹴り込み、強烈なシュートが枠の左上へ。クロスも考えられる位置からのキックだったため、GKグリエルモ・ヴィカーリオは難しい判断を迫られたが、なんとか右手でボールを掻き出してピンチを凌いだ。

 そんななか、63分にトッテナムがスコアを動かす。前線からのプレスで相手のパスミスを誘発し、左サイドでコーナーキックを奪取。マティス・テルが柔らかいクロスをファーに蹴り込むと、待ち受けるクリスティアン・ロメロが打点の高いヘディングで反応。ゴール前に折り返したボールをソランケが押し込み、アウェイチームが先制に成功した。

 さらに6分後、カウンターからデスティニー・ウドジェが左サイドをドリブルで持ち運び、中央のパペ・マタル・サールを経由して右サイドに展開。デヤン・クルゼフスキが自身の右側を駆け上がるP・ポロに短く繋ぐと、ワンタッチでゴール方向にクロスを入れる。ボールはポストに弾かれてネットを揺らし、GKも動くことができずにゴールイン。トッテナムが貴重な追加点を挙げた。

 結局、そのままセカンドレグは2−0で終了。トッテナムが2戦合計5−1でボデ/グリムトを破り、決勝進出を決めた。EL決勝は21日に『サン・マメス』で開催され、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

【スコア】
ボデ/グリムト 0−2(2戦合計:1−5) トッテナム

【得点者】
0−1 63分 ドミニク・ソランケ(トッテナム)
0−2 69分 ペドロ・ポロ(トッテナム)

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