復帰が明言されたハーランド [写真]=Getty Images マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが復帰できるようだ。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在24歳のハーランドは今季ここまで公式戦40試合出場で30ゴール4アシストを記録。データサイト『OPTA』によると、2001−02シーズンから2003−04シーズンにかけてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏以来、ハーランドはプレミアリーグのクラブに加入してから最初の3シーズン連続で公式戦30ゴール以上を記録した初の選手になるなど、今季も活躍を見せている。
そんなハーランドだが、3月30日に行われたFAカップ準々決勝のボーンマス戦で足首を負傷した影響により、同試合以降は戦列離脱を余儀なくされていたものの、先月末から全体トレーニングに合流していることが明らかになっており、戦列復帰時期には注目が集まっている。
すでに今月2日に行われたプレミアリーグ第35節のウルヴァーハンプトン戦ではベンチ入りを果たしていたが、出場機会はなかったハーランド。それでも、10日に行われる第36節サウサンプトン戦で復帰することになるようだ。
サウサンプトン戦を前にした記者会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督は、ハーランドの出場の可能性について聞かれると、「彼の準備は万端で、体調も良好だ。先発出場するかどうかは明日にわかるだろう」と起用可能な状態であることを明かした。
現在リーグ3位につけているものの、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外となる6位ノッティンガム・フォレストまでは勝ち点「3」差しかないマンチェスター・シティ。今季は残り3試合となっているなか、熾烈なCL出場権争いに向けてハーランドが復帰できることは同クラブにとって大きな後押しとなりそうだ。