タイガース、5連勝で30球団最多タイの貯金13 CY賞左腕スクバルが7回無四球12Kの圧巻奪三振ショー

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2025年05月10日 15:00  ベースボールキング

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今季4勝目を挙げたタイガースのタリク・スクバル(写真=GettyImages)
○ タイガース 2−1 レンジャーズ ●
<現地時間5月9日 コメリカ・パーク>



 デトロイト・タイガースが接戦を制して今季2度目の5連勝。タリク・スクバル投手(28)が7回1失点と好投し、4連勝を飾った。



 昨季サイ・ヤング賞に輝いたエース左腕が圧巻の奪三振ショーを披露した。初回、先頭打者から連続三振を奪って三者凡退とすると、5回終了まで毎イニング三振を奪ってパーフェクト投球を展開。2点リードの6回表には初安打を許すなど1点を失うも、一死一、二塁のピンチで2番ラングフォードを空振り三振。続く3番ハイムを遊ゴロに仕留めてリードを守り抜いた。



 続く7回表にも連続三振を奪うなど三者凡退に抑え、この試合7回96球を投げて2被安打、無四球、12奪三振、1失点。フォーシームで13個、チェンジアップで11個、シンカーで7個と、緩急のコンビネーションで空振りの山を築き、今季MLBで最多となる1試合32個の空振りを記録した。



 タイガースは2回裏、スクバルとバッテリーを組むディロン・ディングラーの適時二塁打で1点を先制。4回裏にはコルト・キースの適時打で貴重な追加点を奪った。スクバル降板後の8回以降はトミー・ケインリー、ウィル・ベスト両右腕が1点リードを死守。貯金を今季最多の「13」に更新し、ドジャースと並んで30球団トップの勝率.667をマークしている。



 開幕2連敗と躓いた今季のスクバルだったが、直近6登板では5度のクオリティ・スタートを含む4勝0敗、計37イニングでわずか4失点と完全に復調。同期間で50三振を奪い、与四球は1つのみ。今季成績を4勝2敗、防御率2.08とし、アメリカン・リーグ最多の60奪三振を記録している。

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