NHKマイルC2025に出走予定のアドマイヤズーム(24年12月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん) 土曜の東京は芝が稍重、ダートが重だった。日曜はワンランクずつ回復すると考えたい。芝は稍重とは思えない高速決着だったので、日曜もかなり速い時計が出るだろう。脚質の有利不利はなく、先週までと同様、ペース次第では差しも届く。ダートは稍重まで乾いても高速決着だろう。あまりにも上がりが速くなると、さすがに逃げ先行馬に分がある。
同じく京都も芝が稍重、ダートが重だった。こちらも日曜はワンランクずつの回復が見込める。芝は内回りならラチ沿いを通ってもいいが、外回りは馬場の中〜外に出した方が良さそう。キングカメハメハ系が絶好調。ダートは時計が速い分、前々の決着が目立つ。
同じく新潟は芝ダートともに稍重だった。芝は外枠優勢。直線は内側が荒れているので、各馬が中〜外に出しての追い比べとなる。ダートは新潟にしては中団以降の組が届いている。
【注目馬】
東京11R・アドマイヤズーム…レースがうまく、内外を見ながら運べる中程の8番枠も理想。前哨戦のニュージーランドTは惜しくも2着だったが、本番はきっちり決める。
京都9R・タガノデュード…土曜の京都芝で絶好調だったキングカメハメハ系のヤマカツエース産駒。長丁場での安定感も光るので、ここも大崩れは考えづらい。
新潟11R・マルディランダ…今回と同舞台で3勝クラスを勝ち、リステッドで5着の実績がある。ここ2走はマイルで崩れているが、1400mで巻き返しがある。