<ラグビー・リーグワン1部:埼玉60−17東京SG>◇第18節◇10日◇埼玉・熊谷ラグビー場◇観衆9553人
4季連続のプレーオフ進出を決めた埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)のSO山沢京平(26)が「得点王」を確実にした。
前半20分の40メートル超PGなど、プレースキックを8本決めた。後半33分には、自軍で相手のパスミスを右足で蹴り飛ばすと、左足も使いながら5回キック。“ドリブル”で70メートル超を突き進み、トライを決めた。
今季は初めてシーズンを通して司令塔を務め「責任感を感じながらプレーしてきた」振り返る。この日は23得点を挙げ、リーグ最多の209得点。11日にBR東京対三重の1試合を残すが、リーグワンでは日本人初の得点王をほぼ手中に収めた。それでも「チームが勝ってきた中で、たまたま僕の名前がある。チームとして、今季築き上げてきた喜びの方が大きい」と控えめだった。
チームは2位でレギュラーシーズンを終えた。プレーオフを勝ち抜き、3季ぶりの頂点を狙う。25日に秩父宮で行われる準決勝に向け「僕たちのラグビーは変わらない。勝ちに貪欲に行きたい」と切り替えていた。【飯岡大暉】
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