ウェルベックは自身キャリア初のプレミア2桁得点達成 [写真]=Getty Images プレミアリーグ第36節が10日に行われ、ブライトンは敵地でウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦した。
前節終了時点で13勝13分9敗の成績を残し、勝ち点「52」で10位につけるブライトン。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性は既に消滅したが、FAカップ決勝の結果、およびカラバオ・カップ(EFLカップ)を制したニューカッスルの最終順位次第では、来季のヨーロッパリーグ(EL)もしくはカンファレンスリーグ(ECL)の舞台に立つ可能性は残されている。1つでも順位を上にしてシーズンを終えたいなか、今節は12勝5分18敗の勝ち点「41」で13位につけるウルブスの本拠地『モリニュー・スタジアム』に乗り込んだ。
前節のニューカッスル戦(1−1)はかかとを痛めた影響もあってメンバー外となっていた三笘薫は、今節より再びメンバーに復帰。出場した試合の3試合連続ゴールを目論み、ベンチから出番を待つ。
試合は23分、ブライトンがゴールネットを揺らす。敵陣右サイドから中央へ持ち出したタリク・ランプティが左足でクロスボールを送ると、抜け出したダニー・ウェルベックがダイレクトで沈めたが、オフサイドポジションにいたヤンクバ・ミンテがシュートコースに入っていたとみなされ、ゴールは認められない。
だが、直後の28分にはウェルベックが正真正銘のゴールを記録。ウルブスのビルドアップ時、ペナルティエリア付近まで落ちてボールを引き出したマテウス・クーニャに対して、マッツ・ウィーファーが厳しいチェックでボールを刈り取る。自らボックス内へ入ると、奪われたクーニャに倒され、ブライトンがPKを獲得。キッカーを務めたウェルベックはGKジョゼ・サの逆を突き、冷静にゴール右下へ流し込む。ウェルベックが、キャリア初となるプレミアリーグでの2桁得点を達成し、ブライトンが先手を取って前半を終えた。
前半の半ば過ぎから後半にかけては、ウルブスが猛攻を見せたものの、こじ開けるには至らない。ブライトンの1点リードで終盤に突入すると、78分には三笘、そしてディエゴ・ゴメスをピッチへ送り出す。すると直後の85分、敵陣中央をドリブルで前進したシモン・アディングラが、中央を破るスルーパスを差し込むと、相手に当たって変化したボールをブラヤン・グルダがループで仕留める。ブライトンが勝利を決定付ける追加点を奪った。
試合はこのままタイムアップ。ブライトンは2試合ぶりに白星を手にし、10試合ぶりのクリーンシートを達成。来季の欧州カップ戦出場へ大きな勝ち点「3」を手にした。一方のウルブスは、これで2連敗となっている。
次節、ブライトンは19日にホームでリヴァプールと、ウルブスは20日に敵地で鎌田大地所属のクリスタル・パレスと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 0−2 ブライトン
【得点者】
0−1 28分 ダニー・ウェルベック(PK/ブライトン)
0−2 85分 ブラヤン・グルダ(ブライトン)
【ゴール動画】ウェルベックの冷静なPK&グルダのプレミア初ゴール
ウェルベックのPKでブライトンが先制💫💫
キャリア初となるプレミア二桁ゴール到達👏
🏆プレミアリーグ 第36節#ウォルヴァーハンプトン v #ブライトン
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ドイツの若き至宝✨✨
ブラヤン・グルダのプレミア初ゴール👏🤩👏
ブライトンがリードを広げる💪
🏆プレミアリーグ 第36節#ウォルヴァーハンプトン v #ブライトン
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