先発復帰を果たしたハーランド[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第36節が10日に行われ、サウサンプトンとマンチェスター・シティが対戦した。
マンチェスター・シティをホームに迎え入れるサウサンプトンは、第31節のトッテナム戦で敗れたことで降格が決定。リーグ戦ではここまで2勝と、苦しいシーズンを強いられている。日本代表DF菅原由勢は4試合ぶりのベンチ入りを果たした。
4月に入ってから公式戦7試合で6勝1分けと好調をキープするマンチェスター・シティは、リーグ戦ではここまで勝ち点「64」を獲得。現在は3位に位置しており、アーセナルとの勝ち点差は「3」と2位に迫っている。また、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは熾烈を極め、2位から7位までが7ポイント内にひしめき合っていることから、最終節まで落とせない試合が続いていく。
ノルウェー代表FWアーリン・ハーランドが3月30日以来の復帰を果たした一戦は、マンチェスター・シティがサウサンプトンを押し込む展開でスタートする。サイドチェンジを駆使して打開を図るも、サウサンプトンDF陣はペナルティエリアへの侵入を阻み、チャンスは作らせない。
そして32分、ケヴィン・デ・ブライネがFKを得ると、自らキッカーに。右足から縦回転のキックが放たれたが、惜しくもボールはバーを越え、このシーンが前半で最もゴールに近づいた瞬間となった。
後半に入るとマンチェスター・シティはジェレミー・ドクを投入し、左サイドから崩しにかかる。63分にはドクのドリブル突破から中央へクロス。ベルナルド・シウバがシュートを打つも、ジャック・スティーヴンスが瀬戸際でクリアする。
その後もシュートまで持ち込むものの、サウサンプトンGKアーロン・ラムズデールが冷静にセーブを披露。90分、オマル・マルムーシュがルーズボールを拾いシュートをするも、バーに直撃し得点を奪うことはできない。
ついにマンチェスター・シティは得点を奪えず、0−0で試合は終了。なお、菅原に出場機会は訪れなかった。
サウサンプトンは次節、18日に敵地でエヴァートンと対戦。一方のマンチェスター・シティは17日にFAカップ決勝でクリスタル・パレスと戦った後、20日にボーンマス戦を予定している。
【スコア】
サウサンプトン 0−0 マンチェスター・シティ