バルサ、フリック監督と1年の契約延長で合意か…国内3冠に王手、クラシコ4戦全勝と手腕発揮
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2025年05月13日 13:11 サッカーキング

就任初年度のバルサで手腕を発揮しているバルサ [写真]=Getty Images バルセロナがハンジ・フリック監督との契約延長に近づいているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2023−24シーズンを無冠で終えたバルセロナは“レジェンド”シャビ・エルナンデス前監督と決別し、昨年夏にフリック監督を招へいした。今シーズンはスーペルコパ・デ・エスパーニャとコパ・デル・レイ(国王杯)を制覇したほか、残り3節となったラ・リーガでは2位レアル・マドリードに「7」ポイント差をつけて覇権奪還が濃厚に。ここまでの公式戦57試合で通算「167」ゴールを挙げるなど、その破壊力は欧州屈指だ。
また、今シーズン4度行われた“宿敵”レアル・マドリードとの直接対決は全勝。就任後最初のエル・クラシコで4連勝を飾ったのは、現在マンチェスター・シティを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督に次いで史上2人目となっている。
ジョアン・ラポルタ会長をはじめとしたクラブ幹部は、こうしたフリック監督の手腕を高く評価。2026年6月末までとなっている契約期間を延長するべく以前から交渉を進めていたが、この度2027年6月末までの新契約を締結することで口頭合意に達したようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、フリック監督が契約延長に合意し、近日中にクラブから正式発表される見込みと伝えている。
なお、バルセロナからの公式発表は2シーズンぶりのラ・リーガ制覇が決まった後になる見込みと『マルカ』は指摘している。
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