【ヴィクトリアM】池添謙一騎手がJRA牝馬限定GI完全制覇なるか 伏兵アリスヴェリテで一発狙う

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2025年05月13日 18:30  netkeiba

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ヴィクトリアマイル2025に出走予定のアリスヴェリテ(24年6月撮影、ユーザー提供:しーにさん)
 池添謙一騎手がヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)のアリスヴェリテ(牝5、栗東・中竹和也厩舎)で、史上4人目となるJRA牝馬限定GI完全制覇を目指す。

 池添謙一騎手は79年生まれの45歳。98年に栗東・鶴留明雄厩舎からデビュー。同期には酒井学騎手や太宰啓介騎手がいる。JRA通算15190戦1414勝。オルフェーヴルやドリームジャーニー、デュランダルやスイープトウショウなどの名馬とコンビを組み、JRAでGI・27勝を含む重賞99勝を挙げている。

 そして今回のヴィクトリアマイルにはJRA牝馬限定GI完全制覇の記録もかかる。JRAに牝馬限定GIは6つ。池添騎手は桜花賞とオークスを2勝、阪神JFと秋華賞とエリザベス女王杯を1勝している。しかし、ヴィクトリアマイルは過去11回の参戦で、16年のショウナンパンドラの3着が最高着順。スイープトウショウやソングラインなどの名牝でも参戦しているが、残念ながら勝利には手が届いていない。

 今年のヴィクトリアマイルのパートナーは初騎乗となるアリスヴェリテだ。昨年のマーメイドSの覇者。その後は未勝利だが、初ダートだった3走前の米G1・BCディスタフで4着に大健闘。前走の福島牝馬Sでも慣れない控える形ながら4着に食い下がっている。そして再評価したいのは今回と同舞台だった2歳時のアルテミスS。展開利があったとはいえ、リバティアイランドにクビ差及ばずの3着は価値ありだろう。そう考えると決して足りない馬ではない。

 池添騎手は武豊騎手、蛯名正義元騎手、C.ルメール騎手に続く、史上4人目の偉業達成となるか。大舞台で無類の強さを発揮する「GI請負人」の手綱捌きに要注目したい。

【池添謙一騎手のJRA牝馬限定GI制覇】
・桜花賞…02年アローキャリー、17年レーヌミノル
・オークス…08年トールポピー、16年シンハライト
・秋華賞…04年スイープトウショウ
・エリザベス女王杯…05年スイープトウショウ
・阪神JF…07年トールポピー

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