
誰しも一度は、大幅に寝坊して血の気が引いた……といった経験はあるだろう。投稿を寄せた東京都の60代女性は、出張の日に寝坊をして同行の先輩と同じ新幹線に乗れなかったことがあるという。
その日は、先輩が担当していた得意先に、後任として挨拶に行く予定だった。起床して遅刻だと分かると、急いで新幹線に飛び乗り、1時間遅れで到着した。女性は「名刺交換だけは無事に終えることができました」と語る。(文:西荻西子)
「当時月の残業時間が80〜90時間で一人暮らし」
しかし、すでに打合せは終わってしまっていたため、翌日先輩から説明を受けたという。朝起きられなかった理由について、女性は次のように説明する。
「当時月の残業時間が80〜90時間で一人暮らし。目覚ましは鳴ったはずなのにそれさえ聞こえなかった」
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過労死ラインの月80時間を超えて残業していたようだ。これでは疲れて起きられないのも無理はない。
それ以降、女性は出張で遅刻をしたことはないという。「出張同行者がいなくなり、移動時間に睡眠時間が稼げるようになったのも理由ですが」と説明していたが、そもそも長時間労働はやめて、朝にスッキリ起きられるようにしたいところだろう。