
一生懸命働いていても、家庭の事情などでどうしても休まざるを得ないときはある。福岡県の40代女性が投稿を寄せた。女性の親が、介護を必要とするようになったときのことだ。
施設に入所するまで女性が介護しなければならず、会社を休むことが増えた。そうした中、上司に、
「休みが多いです。仕方ないのはみんな理解してるけど、その分、他の人に負担が増えているし、みんな快く引き受けているわけでないことを理解してください」
と言われた。(文:西荻西子)
よく考えたら、上司自身も病気で1年間休職していた
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実の親を介護するのは大変なことだ。女性も「精神的にかなり参っていた」と明かす。そんなときに上記のような言葉をいわれるのは相当きついだろう。
しかし、冷静に考えると、職場の人員配置そのものに問題があると気付いた。
「そもそも私一人が休んだくらいで回らない人数なのがおかしい」
さらに女性は、この上司が過去に病気で1年間休職していたことを思い出した。
「復帰した時も菓子折りもってきただけ。その間に割り振られた仕事分の給料が上がったわけでもなく、復帰後も一部の仕事はそのまま負担させられていることに気付きました」
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もちろん、上司の休職も正当な権利だ。しかし、介護する人には年5日の介護休業が認められているわけで、それを超えて休んだとしても有休なら文句を言われる筋合いはないだろう。女性が不公平だと感じるのも無理はない。
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