高橋一生、イタリア語で「ヘブンズ・ドアー」 映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』本編映像解禁

1

2025年05月16日 10:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)(C)2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
 荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』を実写映画化した『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)より、取材でヴェネツィアを訪れた主人公の人気漫画家・岸辺露伴(高橋一生)が、流ちょうなイタリア語で、スリの男達に特殊能力“ヘブンズ・ドアー”をかけるシーンの本編映像が解禁となった。

【画像】憑依少女の舌にソトバが現れる原作さながらの場面写真など

 路地裏を散策していた露伴を見つけ、すぐさま近付いてくるスリの男二人組。日本人であることに早々に気付くと手に持っていた漫画を見せて「俺たち日本大好きなんだよ!これ知ってる?『ピンクダークの少年』!日本の漫画イタリアでも人気あるんだよ。俺もこれ大好きッ!」と手元の怪しい動きがバレないように大げさにアピール。

 しかし、「もう漫画なんかじゃなくてさ、芸術だよ!」と重ねた途端、男達を適当にあしらっていた露伴の態度が急変し、怒りをあらわに。何を言われているのか理解出来ていないものの、露伴の気迫に押され「何も盗ってねぇし」と言い返す男だったが、露伴の怒りは止まらずイタリア語でまくし立て、最後は走って逃げようとする二人組にヘブンズ・ドアーをお見舞いする。

 この長せりふをイタリア語で言うことになったのは、高橋による提案だったとのこと。前作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』でも美しいフランス語を披露した高橋だが、今回はイタリア語への挑戦となった。

 そんなイタリア語について、「フランス語よりも発音がカタカナに似ていて、前回よりも少し話しやすかったように思います。ただ、日本語からイタリア語にすると、思った以上にせりふが長くなってしまい…(笑)。ですが、このリズム感は大事にしたかったのでそのままイタリア語で演じました。そこがどんな風に映るか、ぜひ皆さんのご感想を聞きたいなと思っています」と、自身の俳優人生で最も長い外国語せりふによって全編ヴェネツィアロケを一層味わい深いものへ昇華させた“岸辺露伴”らしさあふれるシーンを回想していた。

 また、今回外国人キャストで初めて“ヘブンズ・ドアー”をかけられた2人について、特殊造形の梅沢壮一は、「イタリア人は顔の彫りが深いので、隙間から本人の肌が見えてしまわないように、(日本人キャストで制作するときよりも、)目の周りの部分を少し小さくしています」と語っている。

■ストーリー

 漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。幸福から必死に逃れようと生きてきた男は、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだ筈の浮浪者が現れ、ポップコーンを使った試練に挑まされる。

 「ポップコーンを投げて3回続けて口でキャッチできたら俺の呪いは消える。しかし失敗したら最大の絶望を受け入れろ…」。奇妙な告白にのめりこむ露伴は、相手を本にして人の記憶や体験を読むことができる特殊能力を使ってしまう…。やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く。


動画を別画面で再生する




このニュースに関するつぶやき

  • 見て確認してきます。@@>イタ語のヘブンズ・ドアー
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングゲーム・アニメ

前日のランキングへ

ニュース設定