
今回の調査は、同社が提供する国内540万社の企業情報を網羅するデータベース「SalesNow DB」から企業の平均年収データを集計・分析したもの。果たして、どのような結果となったのか。
1位の平均年収は

首位を獲得したのはM&Aキャピタルパートナーズで、平均年収は2278万円だった。同社は中堅・中小企業をメインターゲットとしたM&A(企業・事業の合併・買収)の仲介やアドバイザリー、データベース提供などを行っている企業である。TOP20では唯一平均年収が2000万円台を突破している。
2位は富士銀行(現みずほ銀行)系の大手不動産会社で、東京23区など都心部を中心にオフィスビルや商業施設などを保有するヒューリック(1908万円)。3位には、自然エネルギー開発や不動産コンサルティング事業に加え、物流やホテル運営も行う霞ヶ関キャピタル(1678万円)がランクインした。
TOP20にはIT業界から、ジャストシステム(6位/1428万円)とGMOフィナンシャルゲート(18位/1186万円)が、金融業界からは野村ホールディングス(7位/1409万円)や三井住友トラストグループ(12位/1304万円)など、計4社がランクインした。
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企業選びの判断材料の1つに
ランキングに名を連ねる企業は、コンサルティング、IT、金融など、専門知識と高度なスキルを必要とする業界が多い。また、広告業界やマスコミ業界など、クリエイティブな発想と戦略的思考が求められる職場もTOP20にランクインした。就活生にとっては、このランキングは企業選びの判断材料の1つになるかもしれない。どの企業に就職したいか悩んでいる人は参考にしてみてはいかがだろうか。
<参考>
SalesNow DB
(文:All About 編集部)