ゴールを決めてイマノル・アグアシアル監督の下に駆け寄ったレアル・ソシエダのFWミケル・オヤルサバル ラ・リーガ第37節が18日に行われ、レアル・ソシエダとジローナが対戦した。
前節の敗戦により、来季の欧州カップ戦出場の望みが潰えたレアル・ソシエダは、今季限りでクラブを去るイマノル・アルグアシル監督にホーム最終戦で餞の白星を届けたいところ。日本代表MF久保建英はリーグ戦7試合連続の先発出場を飾り、右ウイングの位置に配された。
キックオフ前にはアルグアシル監督を送り出すセレモニーが行われ、スタジアムがエモーショナルな雰囲気に包まれる中で迎えた5分、レアル・ソシエダが先制する。ブライス・メンデスの右CKに飛び込んだパブロ・マリンがダイビングヘッドを叩き込み、先手を奪った。
その後もレアル・ソシエダがゴールへと迫る場面を作ったが、ジローナのエースがワンチャンスを生かす。10分、左サイドからヤセル・アスプリージャが上げたクロスにクリスティアン・ストゥアーニが右足で合わせ、試合を振り出しに戻す。
お祭りムードに水をさされたレアル・ソシエダだったが、18分にボックス内でボールを持った久保がアスプリージャに足を蹴られてPKを獲得。これをミケル・オヤルサバルが冷静に沈めて再びリードを奪った。その後も久保が攻撃をけん引。22分にはボックス中央やや左からゴール右を狙った鋭いシュートを放つも、これはGKの好セーブにゴールを阻まれる。直後の23分にもボックス内での鋭い切り返しで、あわやPKというシーンを作り出した。
レアル・ソシエダが1点をリードして迎えた後半は、ジローナがゴールへと迫る場面を増やしていく。すると77分、裏に抜け出したビクトル・ツィガンコフのアシストからポルトゥがネットを揺らしてジーロナが再び追いつくことに成功する。試合は2−2のままアディショナルタイムに突入したが、途中出場していた下部組織のFWビクトル・ツィガンコフがボックス内でのルーズボールに反応してボレーシュートを突き刺した。
試合はそのまま3−2で終了し、勝利を収めたレアル・ソシエダが指揮官のホーム最終戦を白星で飾ることに成功。貴重なPKを獲得した久保は2試合連続でフル出場を果たしている。今季の最終戦となる次節、レアル・ソシエダは敵地でレアル・マドリードと、一方のジローナはホームでアトレティコ・マドリードと対戦する。
【スコア】
レアル・ソシエダ 3−2 ジローナ
【得点者】
1−0 5分 パブロ・マリン(レアル・ソシエダ)
1−1 10分 クリスティアン・ストゥアーニ(ジローナ)
2−1 20分 ミケル・オヤルサバル(PK/レアル・ソシエダ)
2−2 77分 ポルトゥ(ジローナ)
3−2 20分 アルカイツ・マリエスクレナ(レアル・ソシエダ)
【動画】久保建英のスーパーボレーがゴールを襲う!
[速報]#久保建英 決定機!
🇪🇸 #ラ・リーガ 第37節#ソシエダ vs #ジローナ
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惜しくもGKの好セーブに阻まれたが
超ロングのダイレクトボレーで魅せた!
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