築27年マンションの“厄介な柱と梁”→DIYでスッキリ! 雰囲気一変のリビングに「なんだこれすごすぎる」「もう言葉になりません」

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2025年05月20日 10:38  ねとらぼ

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築27年マンションの“厄介な柱と梁”→DIYでスッキリ!

 築27年のマンションのリビングに壁面収納棚をDIYする様子がYouTubeで紹介されました。動画は、記事執筆時点で18万回以上再生されています。


【画像】DIY後


 投稿したのは、YouTubeチャンネル「a-room」でさまざまなDIYやリノベーション情報を発信しているamiさん。現在手掛けているのは2024年に購入した築27年のマンションのフルリノベーションです。


 リビングに壁面収納棚をDIYしており、全長3.6メートルのローボードを制作。真ん中の引き出しは、100インチの電動昇降式スクリーンが入る仕様です。


 今回は、ローボード周辺部分の造作家具を作っていきます。リビングの顔になるような、意匠性が高く収納力もあるデザインを考えたそうです。


 ローボードの上部分に収納棚の骨組みを作っていきます。前面をふさぐパネルは、引き出し天板と干渉しないように2ミリほど空間を開けて留め、スムーズに動くことを確認しました。


 続いて、作っておいた大きな箱を運び込みます。内側を白く塗った箱は、扉を取り付けて壁面収納にする予定です。


 途中まではテンポよく設置していましたが、ここで問題が発生。造作家具の間接照明に使用するための電気配線が天井から出ているのですが、壁側から出さないと都合が悪いことに気付きました。


 壁の一部を開けてみて配線の位置を変えられるか確認したところ、天井を開けないといけないことが判明。なんとか手を伸ばして配線を移動させましたが、現在の状態では短すぎるので再度電気工事をしてもらうことになりました。


 電気工事を待つ間に、床から天井まであるトールキャビネットを作っていきます。棚板部分には間接照明を仕込む予定とのこと。


 最初に各所の寸法を決めてからパーツを作り、目立つ場所にはビスを使わず接着剤を使用。電源装置のための点検口を設置するなど丁寧に作業していきます(実際の電気工事は電気店に依頼しています)。


 使用する間接照明はバータイプで、amiさんは24ミリ厚と15ミリ厚のランバーコア(合板)を重ねて使う方法を考えました。15ミリのランバーコアを載せてみると1ミリに満たない隙間ができてしまい、気になるので作り直すことにします。


 このような細かい部分に気を配れるかどうかで、全体の完成度が大きく左右されると考えているそうです。


 板に溝を彫って間接照明用のレールを設置し、バータイプの照明をつないで目隠しの板を取り付け、突板のシート貼って塗装したら完成です。


 壁面の装飾に使うリブ材を選びます。さまざまなサンプルの中から選んだのは15ミリ間隔のタモ材。届いたリブ材に塗装をして必要な長さにカットします。リブ材のつなぎ目を目立たないようにするため、パネルの端にはトリマーを使ってサネ加工をしました。


 シリコン系の接着剤を塗って壁面に設置。接着剤だけでは不安だったのでピンネイルで数カ所固定しました。リブパネルの右側にはトラバーチン柄のパネルを使用。こちらもシリコン系の接着剤で貼り付けました。


 保留になっていた白い収納箱を設置していきます。一番端の空間にはR(曲線)の壁を作ることに。大工さんに以前教えてもらった方法を参考に、5.5ミリ厚のベニヤ板で型を作り、同じ形の板を作っていきます。間接照明をはわせるため、電気店のアドバイスに従って先に固定クリップを付けました。


 収納箱の下には間接照明を設置します。ここにも目隠しをして配線カバーを設置。曲がるタイプの照明を仕込んでいきました。


 収納箱の上部に仕上げ材を貼りますが、後から天井を塗装するため取り外しができるように、いったん両面テープで仮止めをしておきます。


 上部にも間接照明をはわせて扉を取り付け、巾木を貼ったら幅4.4メートル、高さ2.4メートルの造作収納の完成です(扉とRの壁は後からリビングの壁と一緒に塗装する予定です)。


 窓際の柱と天井の梁(はり)で凸凹な空間でしたが、造作家具を設置することで気になる部分を隠すことに成功。大容量の収納で、リビングの中がスッキリしそうです。


 この動画のコメント欄には「なんだこれすごすぎる」「素敵すぎます」「すごいセンスですね……! めっちゃくちゃおしゃれです!」「センスと造作能力の高さに脱帽」「もう言葉になりません」「丁寧な作業がすごく好き」といった声が寄せられています。なお、壁面収納の前半の作業は、別の動画で公開中です。


 amiさんは、DIYやインテリアの情報をYouTubeチャンネル「a-room」やInstagramで発信しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「a-room」



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