【オークス】現役トップの4勝挙げるC.ルメール騎手 エンブロイダリーで歴代最多タイとなるか
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2025年05月21日 18:00 netkeiba

オークス2025に出走予定のエンブロイダリー(今年2月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん) C.ルメール騎手がエンブロイダリー(牝3、美浦・森一誠厩舎)で、歴代最多タイとなるオークス(3歳牝・GI・芝2400m)の5勝目を狙う。
ルメール騎手はこれまでオークスに9回騎乗。3回目の参戦となった17年にソウルスターリングで初制覇。母のスタセリタで09年の仏G1・仏オークスを制しているので、母娘で仏日のオークス制覇という偉業でもあった。そして18年にアーモンドアイで連覇達成。さらには22年にスターズオンアース、24年にはチェルヴィニアで勝ち、武豊騎手の3勝を抑えて現役最多となる4勝を挙げている。2着も21年のアカイトリノムスメ、23年のハーパーと2回あるので、通算成績は【4-2-0-3】の勝率44%、複勝率67%。幾多の名牝で挑んでいるとはいえ、その数字は驚異的というしかない。
今年のパートナーはエンブロイダリーだ。デビュー2戦目から4戦連続でルメール騎手が騎乗し、前々走のクイーンCで重賞初制覇。前走の桜花賞はルメール騎手が豪州遠征中だったため、J.モレイラ騎手に乗り替わりとなったが、アルマヴェローチェの追い上げを凌いでGI初制覇を果たしている。迎える今回はルメール騎手との再コンビ。2400mへの距離延長がカギとなるが、間違いなく上位人気に推されるだろう。
ルメール騎手にとっては嶋田功元騎手に並ぶ、歴代最多タイの5勝目がかかる一戦。「牝馬の嶋田」ならぬ「牝馬のルメール」の手綱捌きに要注目だ。
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