バイエルンから関心が寄せられている三笘薫 [写真]=Getty Images バイエルンが、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の獲得に関心を示しているようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳の三笘は、川崎フロンターレから2021年8月にブライトンへ完全移籍加入した。その後、ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)へのレンタル移籍を経て、2022−23シーズンからチームに復帰すると、徐々に存在感を発揮し、ここまでクラブ通算107試合出場で24ゴール19アシストを記録している。
今シーズンはプレミアリーグでの日本人最多得点記録を更新し、日本人選手史上初となる同リーグでの2桁ゴールを達成。また、クラブ内の年間最優秀ゴール賞を2年連続で受賞したほか、ファン選出のリーグのベストイレブン候補にも名を連ねるなど、活躍を見せている。
そんな三笘に対して、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンが非常に強く関心を示しているという。まだ正式なオファーは提出されていないものの、すでに代理人との面談や交渉は行われている模様で、三笘自身も今夏のバイエルン移籍に非常に前向きな姿勢を示していることが伝えられている。
なお、ウィングの補強を画策しているバイエルンは三笘の他にも、ミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンの獲得にも関心を示しており、交渉していることも報じられている。
今後のバイエルンの動きは、去就に注目が集まっているフランス代表FWキングスレイ・コマンやドイツ代表FWレロイ・サネの動向次第ともされているが、果たして補強の最有力候補の1人に挙げられている三笘がバイエルンに加入することはあるのだろうか。