レヴァークーゼンDFター、バイエルン加入が決定的に…残す焦点は加入時期？

　レヴァークーゼンに所属するドイツ代表DFヨナタン・ターは、バイエルンに加入することで合意したようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　現在29歳のターは、2015年夏にハンブルガーSVからレヴァークーゼンに加入。守備の主軸としてここまで公式戦通算402試合に出場しており、昨季の史上初となるブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。今季も公式戦49試合出場で4ゴール1アシストを記録するなど主力として活躍している。

　そんなターは昨夏も、バイエルンからの関心が寄せられたが、レヴァークーゼンとクラブ間での合意に至ることができず、移籍は破談に終わっていた。それでも、現行契約が2025年6月30日までとなっており、すでに同選手自身が「契約を延長しない」ことを明言していることから、今シーズン限りでレヴァークーゼンを離れることが明らかになっている。

　バルセロナからも関心が寄せられていたなか、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ターはバイエルンにフリー移籍することを決断し、レヴァークーゼンにもその旨が伝えられたという。

　なお、現在レヴァークーゼンは6月15日から開幕するFIFAクラブワールドカップに出場するための参加料について話し合うためにバイエルンからの連絡を待っている状況の模様で、同大会でターはバイエルンデビューを果たす可能性があるようだ。