<ラグビー・リーグワン:BL東京31−3神戸>◇プレーオフ準決勝◇24日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆1万6253人
リーグ5位のコベルコ神戸スティーラーズ(神戸)は0トライにとどまり、初の決勝進出を逃した。
昨季王者の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京、同1位)に3−31で敗れた。前半3分、SOブリン・ガットランド(30)が先制PGを決めて以降は加点できず、わずか3得点。FB李承信(24)は「チャンスを作れている中でミスで終わった。ノートライで終わり悔しい」と唇をかんだ。
「ディフェンスは長い時間我慢できた」と振り返る通り、前半は耐えて3−7の僅差で折り返した。しかし後半に3トライで突き放された。「自分たちは初めてPOに進んだが(BL東京と)差がある。どれだけ丁寧にプレーできるか、学ばないといけない」。主将でロックのブロディ・レタリック(33)も「東芝さんに、してやられた。スキを見せると、そこから崩してきた」と相手をたたえた。
5月31日に秩父宮で行われる3位決定戦に進む。準決勝の埼玉パナソニックワイルドナイツ(リーグ2位)とクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(同3位)の敗者と対戦する。
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デイブ・レニー・ヘッドコーチ(61)は「来週、決勝という大舞台でプレーできないのは残念」と悔やみつつ、「しっかり3位決定戦へ準備していきたい」と切り替えた。【飯岡大暉】
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