<全日本大学駅伝:関東学連推薦校選考会>◇24日◇神奈川・レモンガススタジアム平塚
中央大が1位通過となり、5大会連続32度目の本大会出場を決めた。8人の合計タイムは3時間50分27秒09。2組目で吉居駿恭主将(4年)が28分34秒81の組トップと好走した。
藤原正和監督は「駅伝シーズンにつながる」と評価。1万メートル27分台の本間颯(3年)は起用せず、下級生を4人配置した。1組では田原琥太郎(2年)が29分01秒99で2位、佐藤大介(2年)が29分03秒35で3位と健闘。「未来に投資しながら勝ち切れた」とうなずいた。
各校の有力選手が集う最終4組では、溜池一太(4年)が28分04秒39の好記録で日本人トップの4位。吉居とともに存在感を示し「Wエースと言っていいでしょう。頼もしいです」と指揮官の声もはずんだ。
昨季の大学駅伝は全日本で12位、箱根で5位。今季は箱根優勝を目標に掲げている。「内から出るエネルギーを出していけば、うちは面白いと思う」と期待。チーム内にはどのレースでも勝負にこだわる機運が高まっているといい「勝つことでしか得られないことがある。今までは負け癖しかないチームだったので、勝ちにこだわりたい」と強調した。
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2位以降の大東大、順大、日大、東海大、中央学院大、日体大も出場権を獲得。15年に本大会優勝の実績がある東洋大は、出場権獲得ラインの7位まで11秒36差の8位。連続出場は「17」でストップした。
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