【日本ダービー】歴代最多6勝の武豊騎手 サトノシャイニングで3年ぶり7勝目なるか

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2025年05月26日 12:15  netkeiba

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日本ダービー2025に出走予定のサトノシャイニング(今年4月撮影、ユーザー提供:レイナルドさん)
 武豊騎手がサトノシャイニング(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)で、自身の記録を更新する日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の7勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまで日本ダービーに35回騎乗。なかなかダービーを勝てないと言われたが、20代最後の参戦となった98年にスペシャルウィークで悲願の初制覇を果たした。続く99年にアドマイヤベガで史上初の連覇を達成。さらに02年にタニノギムレット、05年にディープインパクト、13年にキズナ、22年にドウデュースで勝利。史上最多の6勝、さらには20代→30代→40代→50代の全てで勝利を挙げるなど、第一人者にふさわしい活躍を見せている。

 今年はきさらぎ賞覇者のサトノシャイニングで挑む。前走の皐月賞は外枠に加え、道中で接触するアクシデントもあった中、勝ちにいく競馬で0秒4差の5着。さすがに最後は脚が鈍ったが、決して悪い内容ではなかった。休養中の西村淳也騎手に替わり、武豊騎手が初騎乗となるが、そこは名手だけに心配ないだろう。折り合いが難しい馬だが、うまく脚をためて運べれば、自身初の日本ダービー・テン乗りVとなっても不思議はない。

 今回の日本ダービーには史上初の父仔3代制覇がかかる馬が多くエントリーしている。サトノシャイニングにも祖父ディープインパクト、父キズナに続く戴冠がかかるが、その全てが武豊騎手の手綱によるものとなれば大偉業だ。日本競馬史に新たな1ページが刻まれるのか。歴史の目撃者となれることを期待したい。

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