【日本ダービー過去10年傾向】逃げ馬は2着1回のみ 中団からの差し切りがベター
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2025年05月26日 17:00 netkeiba

近10年で逃げて馬券に絡んだのはエポカドーロのみ(ユーザー提供:383さん) 今週末日曜に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)について、これまでの傾向から分析。本稿では「脚質」に注目して、的中のヒントを探ってみたい。
同レースでは先行勢の活躍が目立つ。過去10年において、先行馬が【5-2-2-25】で、差し馬が【3-6-7-68】と好走馬の大半を占める。1コーナーを9番手以内で通過した馬は、【8-8-6-71】なので、フルゲート18頭に対して半分より前で運びたい。
人気薄ばかりとはいえ、逃げ馬は【0-1-0-9】とほとんど来ていない。好走したのは18年皐月賞馬のエポカドーロのみ。高速馬場とはいえ、一か八かの作戦で通用するほど甘くはない。また、直線が長いからといって、末脚一手でも苦戦する。追込馬は【1-1-1-42】とまったくダメではないが、3着以内のうち2頭は22年イクイノックスとドウデュースなので、よほど抜けた実力がないと上位進出は難しい。
各馬の上がりタイムにも傾向が現れている。過去10年、上がりが1位〜3位の馬が【5-4-6-18】と堅調ないっぽうで、上がり6位以下も【4-3-4-113】とまずまず来ている。鋭い決め手は武器になるものの、中団から長く脚を使えるタイプがベターといえそうだ。
【過去10年の脚質データ】
・逃げ【0-1-0-9】
・先行【5-2-2-25】
・差し【3-6-7-68】
・追込【1-1-1-42】
・マクリ【1-0-0-3】
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