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「夏バテ」が早期化している。パーソルキャリアが運営する「Job総研」が調査したところ、5月時点で「夏バテ」を実感するビジネスパーソンは44.5%を占めた。夏バテによる仕事への影響は、「眠気・だるさで効率が落ちる」(60.7%)が最も多く、「やる気が出ない」(53.6%)、「集中力が続かない」(50.0%)と続いた。
休み方について悩みがあるか聞くと、「ある派」が57.6%と過半数を占めた。具体的な悩みについては「十分に疲労感が取れない」(60.6%)が最も多く、「土日でリフレッシュできない」(50.5%)、「仕事のことが頭から離れない」(38.1%)と続いた。
理想の休み方を尋ねたところ、最も多かったのは「家でゆっくり過ごす」(65.3%)。以下「外食やレジャーに出かける」(59.3%)、「(お金がかからない)趣味」(44.2%)となった。
実際の休み方では「家でゆっくり過ごす」(61.6%)、「何もせず寝る・休む」(36.5%)、「外食やレジャーに出かける」(32.5%)が上位を占めた。
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●理想の休み方
理想の休み方に近づけるために、ビジネスパーソンはどんな対策をしているのか。「している派」は52.6%で、具体的には「睡眠・休む時間の確保」(46.7%)、「楽しみの時間を意識的に作る」(45.7%)、「予定を詰めすぎない」(43.7%)といった意見が寄せられた。
理想の休み方が及ぼす仕事への影響を聞くと、「やる気が高まる派」が91.8%を占めたほか、理想の休み方の実現と職場環境は「関係すると思う派」が85.2%となった。
休みと仕事に対する価値観はどうか。「休むことも仕事のうち派」は69.0%と多数を占める結果に。年代別で見ると、20代が70.2%で最多となり、30代が69.6%、40代が68.2%、50代が67.1%と、年代が低いほど割合が上がる傾向が見てとれた。
調査は、20〜50代の男女378人を対象にインターネットで実施した。期間は、5月2〜7日。
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