菅野智之 6回途中3失点 中継ぎが打たれて勝敗つかず、ヌートバーに8号浴びるも中盤に立ち直り粘投 オ軍は連勝“3”でストップ

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2025年05月28日 10:39  TBS NEWS DIG

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■MLB オリオールズ 4ー7 カージナルス(日本時間28日、オリオール・パーク)

オリオールズの菅野智之(35)が本拠地でのカージナルス戦に11度目の先発、5回1/3、91球を投げて、被安打7(1本塁打)、奪三振3、四死球0、失点3(自責点3)、序盤は制球に苦しんだが修正して粘投、勝ち投手の権利を手にしていたが、中継ぎが打たれて5勝目は消えてしまった。

前回22日のブルワーズ戦は6回2失点と好投も打線の援護がなく勝敗はつかなかった。ナ・リーグ中地区2位のカージナルスと初対戦。

1回、2023年WBC侍ジャパンのメンバー、1番・L.ヌートバー(27)と対戦。カットボールをライト前へ弾き返されてヒットを許すと、1死から3番・I.ヘレーラ(24)にフルカウントからセンター前ヒット、さらに4番・W.コントレラス(33)にもフルカウントからセンター前へタイムリーと1点を失った。

その後、1死満塁とピンチを招いたが、6番・2023年WBCアメリカ代表のN.アレナード(34)をサードフライ、7番・N.ゴーマン(25)をピッチャーゴロと何とか最少失点に抑えたが、1回で32球と球数を使ってしまった。

2回には1死一塁で迎えるは1番・ヌートバー、カウント0-1から内角高めのカットボールを叩かれて右中間スタンドへ3試合連続の被弾となる8号ツーラン。菅野はコントロールに苦しむ序盤となった。

4回、徐々にリズムをつかみ始めた菅野は5球で2死を奪うと、前の打席でホームランを打たれた1番・ヌートバーをスプリットで空振り三振、この試合初の3者凡退に抑えた。

5回には1死から3番・ヘレーラにはシンカーを捉えられたが、ショート・G.ヘンダーソン(23)がダイビングキャッチで菅野を救うと、この回も3者凡退とリズムを作った。すると、その裏、1対3と2点を追うオリオールズは2死二、三塁で5番・R.オハーン(31)が逆転の9号スリーラン、打線で菅野を援護した。

逆転してもらった菅野は6回、先頭打者にツーベースを許し、無死二塁で迎えるは6番・アレナード、ここはライトフライで走者が3塁へ進塁。オリオールズベンチは球数が91球となったところで菅野を降板させた。菅野は5回1/3、91球を投げて、被安打7(1本塁打)、奪三振3、四死球0、失点3(自責点3)、勝ち投手の権利を手にして、中継ぎに後を託した。

1死三塁でマウンドにあがったG.ソト(30)は7番・ゴーマンを空振り三振、8番・ウォーカーを空振り三振と2者連続三振と完璧に抑えて雄たけびを上げた。しかし、7回、1死三塁でオリオールズ3人目、K.エイキン(30)がウィンにタイムリーを浴びて4対4の同点、菅野の勝ちが消えてしまった。

4対4の同点で迎えた8回、オリオールズはB.ベイカー(30)が6番・アレナードに6号勝ち越しソロを浴びるなど、この回3失点。オリオールズは中継ぎ陣が踏ん張れずに敗戦、連勝は「3」でストップした。
 

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