あと一本が出ないDeNA打線…33イニング無得点で3連敗　片岡氏が語った課題とは？

◆ 「小技を使えるような打者がなかなかいない」



　DeNAが28日、阪神との試合を0−1で敗戦。これで3試合連続の完封負けを喫した。



　調子が上がらないDeNA打線について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した片岡篤史氏は「ヒット一本出ていれば大量点になっていたケースもあった。やはり小技を使えるような打者がなかなかいないだけに打たざるをえない。けっして振れていないわけではない。あと一本が出ないところが完封負けにつながっている」と分析。



　さらに片岡氏はDeNA打線の課題として「打線としてもチームとしても特に波が大きい。これをなんとか食い止めること。これからDeNAが浮上していくのに必要なことだと思いますね」と調子のアップダウンの激しさを挙げた。



　もう1人の解説者である齊藤明雄氏は2回の攻撃に注目。連打で無死一、二塁のチャンスを作るも蝦名達夫の痛恨の併殺打で好機を逸した。「まだ回が浅いので打たせるのは良いかもしれないが、しばらく点が取れてないだけにまず1点を取るということを考えるべきだった。送りバントをして投手と守備にプレッシャーを与える攻撃をしてほしかった」とコメント。小技で1点を取りに行くという選択肢もあったのではと解説した。



☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』