
早いもので、2025年も折り返し地点が近づいてきました。年間の目標を立てている方は、状況を振り返るタイミングかもしれません。
今回は2記事にわたって「2025年の中間まとめ」をテーマに、 上半期に発売された実用向け腕時計の中から、注目のモデルをご紹介します。
夏のボーナスで腕時計の購入を検討したい方や、最新のトレンドを確認したい方も、ぜひ参考にしてください。
この記事では、注目の腕時計の中から、オンオフを問わずに着用できる汎用ウォッチをピックアップします。
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●「エコ・ドライブ」に対応した、シンプル系の3針モデル シチズン シチズンコレクション AS1080-65L
普段使いに最適な腕時計をお探しの方には、シチズンのベーシックコレクションから発売された3針モデルをご紹介します。
「AS1080-65L」 は、シチズンが得意とする光発電「エコ・ドライブ」に対応した電波モデルです。ブランドロゴ以外の装飾的な要素を省いた、シンプルな外観。夜光が配された時分針は太めなデザインで、視認性の確保と同時に、適度なスポーティーさが演出されています。オンオフを問わず、普段の服装になじむデザインに仕上がっています。本機のケース径は約38mm。腕によくなじみ、主張が強すぎないサイズ感もポイントです。
駆動部には、国内での電波受信に対応した電波ソーラームーブメントを搭載。定期的な電池交換は不要で、電波受信に伴って時刻が自動修正されます。風防(文字板前面のガラス体)には低反射コーティングを施したサファイアガラスを使用し、5気圧防水に対応。十分なスペックを備えているので、常用機として安心して使えます。
日常の幅広いシーンにマッチするデザインとカラーリング、スペックを備えた1本です。ケースとブレスレットはステンレス製です。別型番にて、ベーシックな文字板色のカラバリモデルが展開されています。ショッピングサイトでの実売価格は3万円台前半からとなっています。
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●ドレッシーな印象の5連ブレスを備えた機械式モデル セイコー セイコーセレクション Sシリーズ SCVE061
スーツなどのビジネスウェアに好適な腕時計をお探しの方には、ドレス感のあるブレスレットが目を引く1本をご紹介します。
「SCVE061」 は、セイコーのスタンダードコレクションから発売された機械式モデルです。固定ベゼル(風防周辺の枠状部品)の主張を抑え、すっきりとした印象に仕上げられた本体デザイン。文字板のデザインもシンプルで、ドレッシーな印象の時分針が、本体の外観にアクセントを添えています。一方で、ブレスレットには装飾的な5連タイプのデザインを採用。ドレスウォッチに準じたフォーマル感があり、冠婚葬祭も含めた正式な場にもふさわしい外観に仕上がっています。
駆動部には、カレンダーを備えた機械式(自動巻)ムーブメントを搭載しています。セイコーブランドの日本製モデルながら、3万円台で入手できる優秀なコスパも魅力です。
日常からフォーマルな場面までの幅広いシーンに対応でき、入手のしやすさも魅力的な1本です。ケース径は約41mm、ケースとブレスレットはステンレス製で10気圧防水です。文字板がシルバー色のカラバリモデル(別型番)もおすすめです。
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●オリエントらしい外観を、コンパクトなサイズに収めたソーラーモデル オリエント バンビーノ38 ソーラーパワード RN-WK0003G
伝統的な“腕時計らしさ”に引かれる方には、クラシカルな外観で人気の「バンビーノ」シリーズの最新モデルをご紹介します。
「RN-WK0003G」 は、バンビーノシリーズらしいクラシカルなデザインの本体に、実用性に優れたソーラータイプのムーブメントを搭載したニューモデルです。簡潔な意匠ながら、趣きが感じられるローマ数字のインデックス(時指標)と、中心が盛り上がった「ボンベ形状」の文字板。往年の腕時計らしい、レトロなスタイルが見どころです。ケース径は約38mmで、腕なじみの良いサイズ感となった点もポイントです。
駆動部には、ソーラー方式のクオーツムーブメントを搭載しています。機械式ムーブメント搭載機の印象が強いバンビーノシリーズですが、ムーブメントを新採用したことでエレガントな世界観と、日常の使用に適した機能性を両立しています。
ビジネスの場だけでなく、休日向けの“おしゃれウォッチ”としても活用したい1本です。ケース素材はステンレス、バンド素材は合成皮革です。ショッピングサイトでの実売価格は2万円台からとなっています。
別型番にて、上品な色合いのカラバリモデルも用意されています。