アーセナルなどが関心を示すギェケレシュ[写真]=Getty Images
スポルティングは今夏、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレスの移籍金として8000万ユーロ(約134億円)を要求する構えのようだ。28日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
2023年夏にコヴェントリー(イングランド2部)からスポルティングに加入したギェケレシュは、2シーズン続けて圧巻のパフォーマンスを披露。昨シーズン、公式戦50試合に出場し、43ゴール15アシストを記録すると、その勢いはとどまることを知らず、今シーズンは公式戦52試合で54ゴール13アシストの活躍を見せた。
今夏の移籍市場で複数のビッグクラブからの注目を集めるギェケレシュだが、『ガーディアン』によると、スポルティングは同選手に関心を持つクラブに対し、約134億円の移籍金を要求するようだ。
一方でポルトガルメディア『レコード』は、「6000万ユーロ(約101億円)から6500万ユーロ(約109億円)前後の移籍金でスポルティングを去るだろう」と指摘。ギェケレシュには1億ユーロ(約170億円)の契約解除金が設定されていると伝えられているが、クラブ側は現実的な市場価格を踏まえ、柔軟な姿勢で交渉に臨む意向だという。
なお、スポルティングのフランシスコ・ゼニャ副会長は「今のところ、オファーは受け取っていない」とコメントしている。
今夏の移籍市場ではギェケレシュの他にも、ライプツィヒのベンヤミン・シェシュコや、フランクフルト所属のU−21フランス代表FWウーゴ・エキティケといったストライカーの動向にも注目が集まっている。