巨額オファー届くも…マンU指揮官、B・フェルナンデスの残留を期待「それが彼の望み」

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2025年05月31日 15:19  サッカーキング

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去就に注目が集まっているB・フェルナンデス [写真]=Getty Images
 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの残留に期待を寄せた。30日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在30歳のB・フェルナンデスは、2020年1月にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍。瞬く間にチームの司令塔に君臨し、これまで公式戦通算290試合に出場して98ゴール87アシストを記録している。2023年のリーグカップ優勝、2024年のFAカップ優勝などに貢献し、昨年8月には1年の延長オプションも付随する2027年6月30日までの新契約を締結した。

 そんなB・フェルナンデスだが、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ヒラルから関心が寄せられており、現在は週給約70万ポンド(約1億3600万円)、ボーナスを含め3シーズンで総額2億ポンド(約388億円)のオファーが提示されたことで、これを真剣に検討しているのではないかという憶測が飛び交っている。

 アル・ヒラルとしてはFIFAクラブワールドカップ2025にB・フェルナンデスを出場させることを望んでいるため、その解答期限が6月2日までと噂されているなか、マンチェスター・ユナイテッドに対しては1億ポンド(約194億円)の移籍金を支払う用意をしているとも報じられており、財政状況が厳しいマンチェスター・ユナイテッドにとっては重要な意味を持つ可能性があることが指摘されている。

 アジアツアーでの香港代表戦に3−1で逆転勝利を収めた試合後、これがB・フェルナンデスのマンチェスター・ユナイテッドでの最後のプレーになったかと聞かれたアモリム監督は「そうは思わない」と同選手が残留する予定であることを強調した。

「確かなことは知らないし、誰もわからないけど、私はそうは思わない。私たちは彼があらゆる状況を変えるためにいくつかの行動を起こしているのを見ているし、それが彼の望みのすべてだと思う」

「彼は残留を望んでいると思う。多くのことにノーと言っている。それは彼が勝ちたいと思っていることの表れだ。彼はまだ若いし、本当に素晴らしい選手だ。世界最高のリーグでプレーする必要があると思う」

「私たちには別の方法で資金を稼ぐ方法がある。彼と話すたびに、彼は間違いなくマンチェスター・ユナイテッドに残りたいと思っている印象を受けている」

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