マレーシアにある「世界一客室数が多いホテル」としてギネス世界記録を持つホテルに泊まる動画が、YouTubeで260万回以上再生され、約8万5000件の高評価を集めるほど話題になっています。
動画を投稿したのは、旅行やショッピングなどを扱う海外YouTubeチャンネル「Safiya Nygaard」(@safiya)。今回はマレーシアのクアラルンプールから1時間ほど移動したところにある、標高1700メートルの高原リゾート内にあるホテル「ファーストワールドホテル」に宿泊する様子を紹介しています。
自然に囲まれた環境にある高原リゾート「ゲンティンハイランド」は、カジノ、遊園地、ゴルフコース、巨大モールと、1日ではとても遊びつくせないほどの娯楽施設が連なる場所。この中にあるファーストワールドホテルは、外から見ると虹のようにカラフルな色彩が目を引くド迫力の建物です。
ゲンティンハイランドにはケーブルカーを使って移動します。ホテルにチェックインする前に、巨大なショッピングモール「スカイアヴェニュー」を満喫。珍しいお菓子やお土産、服もハイブランドからファストファッションまでがずらりと並びます。
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レストランはさまざまな国の料理を味わえ、天候を気にせず遊べる室内遊園地も。どこから遊んでよいのかわからないほど広く、長期滞在しても飽きることがなさそうです。“マレーシアのラスベガス”と称されることがあるのも、うなずけますね。
ゲンティンハイランド内にはいくつかのホテルがありますが、ファーストワールドホテルは構成される3つの建物のうち、2014年にオープンしたタワー2によって「世界一客室数のあるホテル」と認定されたそうです。いよいよ部屋の中に入ってみると……。
部屋の中は、モールなどの豪華さからすると、ちょっとシンプルすぎるほどにシンプル。「すばらしい」というわけではないけれど、「面白い」との感想も飛び出しました。
黄色を基調としたモダンなインテリアで、小さめのベッドが2つに、コンパクトな洗面台と、最小限の物だけが置いてあります。窓の外を見ると、目に入るのはきれいなグリーンの“壁”で、“美しい眺め”というわけにはいきません。やはり、世界一の客室数を実現させるには、部屋の広さには少々目をつぶらなければならなかったようです。
部屋に設置された冷蔵庫も小さく、ベッドも身体がはみだしてしまうほどのサイズ。しかし、シーリングファンはとても快適で、エアコンがないことに気が付かないほど自然で気持ちのよい空気にしてくれるのだとか。
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バスルームは、シャワーの水圧はじゅうぶんで満足いくレベルだったのですが、タオルがとても薄くてすぐびしょ濡れになることが残念だったと伝えます。ゲンティンハイランドの印象からすると、部屋は豪華とは言えませんが、疲れを取るために一晩を過ごすには十分な環境だったようです。
午後からは「スカイトロポリス屋内テーマパーク」で遊び、よりどりみどりのレストランで食事を取って就寝。翌朝は朝食バイキングを楽しみ、屋外遊園地の「スカイワールド」で目一杯遊びました。とても1日では遊びつくせないほどの規模で、ホテルの外で過ごす時間が長いために“部屋は必要最小限”を求めるゲストも多いのかもしれません。
巨大なホテルの一室を紹介する動画に、YouTubeのコメント欄には「あの部屋はクルーズ船の部屋みたい。狭いんだけど、寝るか、シャワー浴びるか、バルコニーでくつろぐか、それだけだから」「タオルは、湿度が高くてもすぐ乾くように薄くしてあるんだよ」「見てると一緒に冒険してるみたいに気持ちになった!」などの反響が寄せられています。
YouTubeチャンネル「Safiya Nygaard」(@safiya)では、ほかにもマレーシアの屋台料理を試したり、シンガポールのチャンギ空港で1日過ごしたりと、興味深い旅の動画が投稿されています。
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